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<<   作成日時 : 2009/06/28 00:42   >>

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画像早くもイラン暦4月(ティール月)に突入して6日目。7月も目前にして、30度を越える暑い日々が続いています。普段から家に引きこもるのが好きな私ですが、選挙後のごたごたと暑さで、ますます「インドア率」が上がっている今日この頃。暑さには割合強い方ですが、そして、日本と比べて乾燥しているとは言え、やっぱりへジャーブとコート姿での日中の外出は堪えます。

そんなインドアの日々、はまっているのが自家製カフェ・グラッセとアロマ&キャンドル&お香。全てなんら目新しいものでも、イラン特有のものでもありませんが、ほんのちょっとだけイランで取り入れているリラックス法のご紹介を。何せ、お香を買い漁って(というほどでもないが)いるのは、10年以上前、インド関連の勉強をしていた時以来。

さて、イラン人はもともと香に敏感です。これ、イラン人に限ったことではなく、ムスリムは全般的に香を大切にする文化を持つと思いますが、イスラーム諸国を訪れると、その国それぞれの香料が存在しますよね。
イラン固有のというと、バラ水の香りを一番に思い出す私ですが、そういう伝統的なものだけでなく、テヘランには「香り」を扱うショップがたくさん存在します。そして、その香りと共にリラックスに用いられるのがキャンドル。キャンドルも匂いつきのものが多いです。これまたイラン人は、神秘主義詩のツールでもあるためか、蝋燭が大好きなわけですが、このふたつは大概同じショップに売られています。しかも、日本だと雑貨屋やエスニックショップなどの片隅にコーナーがあるのが普通ですが、イランにあるのはれっきとした専門店。しかも、けっこうな数の「蝋燭屋」が存在します。例えばショッピングセンターのほぼワン・フロアが、そういった店舗に割かれていることもあります。
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香りの内容を具体的に挙げると、お香(主にインドから輸入されている)と、アロマ・セラピーに使われるオイル。イランではアロマ・オイルのことを、フランス語から取って「エサンス」と呼んでいます。殆どのものはイギリスやフランスからの輸入品ですが、お香もオイルも、必ずと言っていいほど「Rain」という銘柄が置いてあるのがイラン的だな〜と思うのです。イラン人は「雨の匂い」に憧れめいた感情を抱いています。以前も書きましたが、ポップスの歌詞にしばしば「雨の匂い」という語が登場したり、香水の銘柄でもやはり「雨の匂い」というのが存在するほど。都会に暮らす人間だと、雨の匂いという言葉からは、つい雨に濡れたアスファルトの匂い(!)を思い出してしまいますが、イラン人が想像するのは、雨に濡れた若葉の香りだとか・・・。テヘランを北から南へ貫くヴァリー・アスル通りのスズカケが、雨に濡れている絵も、ぼんやりと浮かんできます。
実際、アロマ・オイルや香水の「Rain」の匂いを目を閉じて嗅いでみると、森林浴をしているような、そんな空気に包まれる気がします。
どちらも安価(日本から考えると)なので、多少欲張って何種類も買ってもあまり家計に響きません。
お香はスティック状のもの(大概、このタイプです、イランで売っているのは。アラビア語の木「ウード」という名称で呼ばれています)のパッケージで大体100円〜150円。こちらは日本でもこれぐらいの値段で売っているので、高いと言えば高いのかもしれませんが、何せ輸入品ですからね。
オイルの方は100円〜200円程度。こちらは圧倒的に安いのではないでしょうか。
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蝋燭を使用する際の肝心の蝋燭立ても、中国などからの輸入品が多いとは言え、バラエティ豊富で、しかも安価なことが多く、たくさん買いたくなってしまいます。
一番上の写真は行きつけの蝋燭&アロマ屋さんの内装。アンティーク調の色彩も巧みに取り入れ、とても趣味がよくって、店主のおじいさんも和み系で、何時間でも居座りたくなってしまいます。ここで売られている蝋燭立ては、イラン人アーティストによる手作りの商品も多く、そうでない量産品(例えば、写真に写っているアンティーク調蝋燭立て)は、180円と、かなりお買い得の値段。重厚感もあり、広い部屋に飾るのにいいんですよね〜。
ここは、以前もご紹介した行きつけのCD屋さんに次ぐ、私のテヘランでのリラックス・ポイントかな・・・
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次回は、ファッションについて久々に書こうかと思っています(多分)。

写真1:アロマ&キャンドル・ショップより。
写真2:1とは別の店舗。アロマオイルがずらりと並んでいる。わかりにくいが右側にはミニチュア仏像のコーナーも。
写真3:我が家用に少し前に購入したノウルーズ(お正月)の飾りつけ(ハフト・スィーン)用蝋燭立て&装飾。
写真4:こちらもリラックス用。多くのイラン人家庭に「飼われている」ラッキー・バンブーちゃん。一本600円〜千円程度。
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コメント(18件)

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ご無沙汰しております!
ネット環境はまだ良くないようですが、ブログ再開ということで、久々にお邪魔してみました。
(ちなみに日本でニュースを見ていると、知らぬ身には街中危険なイメージで心配しておりました。
大丈夫なようで安心しました)

さて、アロマショップ、雰囲気の良いお店ですね☆
おしゃれでゴージャスなお店なのにプチプライスなんですね。いいなあ。
アロマオイルなんて日本じゃ1本2000円〜とかしますもんね。
こちらでは梅雨入りしたせいもあり、私もインドアな日々を送っていますよ。
ベランダでガーデニングを始めてほぼ挫折したりしつつ…
今年は仕事と勉強と節約で終わっちゃいそうな一年ですが、あいかわらずの趣味もぼちぼちで(笑)そこそこ元気にやってます。
saji
2009/06/28 02:45
夏以来?かな〜。あれ、その後メール交換はしたよね??
お二人共元気?お姉さまにも当面連絡が取れないので、よろしく伝えておいてね。ニュースで流れる画面はごく一部。しかも同じ映像をリピートして流すから恐怖心を煽るよね。ニュースにはよくあることですが・・・。だからって勿論、危険や悲劇的シーンが全くなかったわけでも勿論ないけれど。
この記事、sajiさんが見てくれたらきっと飛びついてくれる話題だろうなって思って書きました。何せ私たちの「モノ」「オトコ」(笑)に対するテイストはそっくり!このショップは、ちょっとロココだったりゴスっぽかったりするデザインやシルエットの蝋燭立ても置いてます。「ホーンテッド・マンション」の内装に似合いそうな(笑)。手作り感覚もあるし、sajiさんがイランに居たら連れて行きたい。
ベランダ・ガーデニングをやってたのね、あの素敵なお部屋で。何を育てていたのだろう??
変わらず将来へ向かって努力している様子が伝わってきます。相変わらずの趣味・・・とは、あれだよね?(笑)
elly→sajiさん
2009/06/28 04:40
 こういうの大好きです。イランらしい装飾のランプやお香たてなんかあったら即買いです!香りの文化は、インドから中東まであるようですね。天然のオイルとかあったら買っちゃうな。ところで「エスファンド」という、チャコールにのせてたく、香る粉?をイランショップで買ったのですが、これ何の植物でできているかご存知ですか?
Chintano
2009/06/28 06:40
コメントありがとうございます!
インド〜中東一帯は「香りの文化」でも繋がっていますよね。イランでもここ数年エキゾブームなのか、お香を始めインド風の洋服やヨーガも流行っています。
お香立ては残念ながら、インドからの輸入品ばかりです。オイルについては、また別途調べてみますね。私も最近興味をもったばかりで、まだ駆け出しなのです!
そうそう、イランの香と言えば、エスファンドのことも書かねばならないのでした!いずれ別記事で書くかもしれませんが、エスファンドって何の花なんだろうなあって私も疑問に思っていました。尤も、あまり植物に詳しくないので、日本語で言われたところで解らない気がします。ペル→英の辞書ではwild rueとなっていますが、これって何でしょう?ペル→ペル時点でも、使用法などは書かれていますが、肝心の何科の植物(花)なのかが書かれていない。ただ、辞書に図が載っているのですが、オレンジ科の花に似ているような気もします。香りもいくらか似ていませんか?(続く)
elly→Chintanoさん
2009/06/28 21:17
有名ブログ『イランという国で』のサラさんの記事に、エスファンドのことが書いてありました。http://sarasaya.exblog.jp/2192031
エスファンド(ヘンルーダ=芸香)と訳されていますが、元が何の花なのかは書かれてないですね〜。どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えてください。
ちなみに、エスファンドは「エスファンド」の花の種を焚いて、主に邪視除けに使うのですよね。ご購入されたものは、種を細かく砕いてあって粉に見えたのかな・・・多分。
elly→Chintanoさん
2009/06/28 21:19
ヘンルーダ(ルー)なんだ!ハーブの一種ですよ。
育てていたことあります。苦いような匂いで、虫よけになるといわれています。黄色い花が咲きます。実に魔よけなハーブなんで、邪視よけにはぴったりですね。ありがとうございました。
http://kitola.hp.infoseek.co.jp/dokusou/rue.html
Chintano
2009/06/28 22:27
あ、このロウソク立てSETは!!!
ホントに素敵なものGETしましたよね〜〜〜。
ellyさん、発見上手!!
私もたまにアロマ焚いています。
リラックスもだけど、虫除け効果も期待して。
写真にのせてるロウソク屋さん、素敵ですね。
アロマオイルもいっぱいだ〜〜。
今度連れて行って下さいね。
外に出れないストレスから、更に買い物暴走しちゃいそうだけど。。。
ウチもゴハン作りは一段落しましたよ。
(ごめんなさい、1コ前の話題のトコに書くべきでしたね)
きゅきゅ
2009/06/29 01:54
再び戻ってきてくださってありがとうございます。
リンクを貼ってくださったページ、見ました!
あ、この花、見覚えある〜!イランでそこらじゅうに咲いている気がします(私が思っているのと同じものなら)。エスファンド=ヘンルーダだったのですね。私が辞書で調べた際にも確かに英語では「rue」と書かれていました。
それにしても、「You will rue the day!」=「この世の恨み末代まで〜!」って、凄いですね(ご指摘のページより)そして、西洋でもやはり戸口などに置くと不幸を遮る効果が・・・。うん、これもイランとほぼ同じ意味合いで使われてるってことですね。いずれにしろ、なんだかちょっと禍々しい・・・
wikiには、日本でも江戸時代より本の虫除けに栞として使っていたと書かれていました。よって、書斎のことを芸室と呼んでいたとも(和名「芸香」からとって)。おもしろいな〜。
しかし、こんな大事な(?)植物の存在を知らなかったなんて駄目ですね〜。ハーブ類は、食べられるものにしか、興味がなくって(笑)
Chintanoさんのお陰で、知識がひとつ増えました。ありがとう!
elly→Chintanoさん
2009/06/29 02:19
そう・・この蝋燭立てセットは(笑)。お付き合いいただき、ありがとうございました。これはほんと、一目ぼれだったからね〜。しかも輸入品ではなくイラン製だったこと、絶対にまけてくれないであろうと思われるあのお店でディスカウントしてくれたこと(笑)といい、満足の一品です。イランの手工芸品はけっこうかわいいのよね。
写真の蝋燭屋さんにももちろんご案内いたします。時間ある時に声掛けてね!
アロマ効果により、例の「黒い彼」は出てこなくなりましたか?ミントで効かなければ、Chintanoさんがおっしゃってるエスファンド(魔よけ・邪視除け)を置いてみては(笑)?
ご飯作り一段落、良かったね〜。
そうそう、私も外出を控えていたため、無性に買い物熱が芽生えてしまって。思わずへジャーブの大人買いをしてしまった。
elly→きゅきゅさん
2009/06/29 02:27
すみません。再びこの場を借りてお聞きしてもいいですか?
イランのティーポットによくのってるおじさんの絵がありますが、あのおじさまはどなた?
Chintano
2009/06/29 10:20
あいかわらず、ゆっくりとアロマを楽しむ余裕がありません(涙)
今こそ必要なのに、私。どうもマイナス思考でいけません。声が出ないって良くないね。精神的にもダメージが大きいです。
というわけで、人魚姫な気分「ああ、伝えたいことを伝えようにも、声が…!」と、一人さめざめと…
お手軽なところで、イタリア製の筮竹みたいな帽を立てた、液体アロマをリビングに置いています。梅雨で湿度が高いから、いい匂いがこもっています。

2009/06/29 10:54
ははは!確かに、紅茶グラスといいティーポット、水タバコの道具など、実に様々なものに描かれてますよね。彼は、ガージャール朝の王様ナーセロッディーン・シャー(1848~96)です。統治者として決して優れていたわけではないようですし、ほんと、どうしようもない王だな〜と思わされる数々の逸話(中には少年遊びも!)を残した王ですが、ガージャール朝時代が、チャーイ文化を始め、現在、イランらしい文化・風俗と見做されている多くの文物を生んだ時代でもあるためか、イラン人のノスタルジーの感覚を呼び起こすという意味でも重要な王様であるようです。しかし、繊細な文様と形のチャーイグラスの真ん中に、あの髭オジサンの顔がバーンとのってるとギョっとしますよね〜。
elly→Chintanoさん
2009/06/29 18:37
相変わらず体調良くないのね・・・。喉の痛みもずっと続くとつらい。熱もあるようだし、体力も消耗していることでしょう。お大事に・・・とは言っても、仕事も休めないでしょうし、困ったね。マイナス思考にもなりますって、そりゃ!
しかし、人魚姫に喩えてしまう碧さん、さすが!
アロマ類は、湿気が多いところの方が、香りがいい気がします。イランでは匂いが全般的強烈なのですよ。乾燥しているためらしいですが、にんにくの匂い、焼き魚のにおいなど、強烈に残ってけっこうきついし、アロマもちょっと香りが強すぎる気がします。尤も夕刻や朝方にふと路地から匂ってくるバラの香りは素敵だけど。
elly→碧さん
2009/06/29 18:42
お教えくださりありがとうございます。長年?(でもないけど)の謎が解けました。しかし、イラン人、趣味いいんだか悪いんだか・・・
ナスルディーン・シャーという有名なインド映画の俳優さんの名に似ているので、忘れることはなさそうです。ガージャール朝ですね。ヴィクトリア朝の1世紀前ですね。その王様に敬意を表しないとね、イランらしい文化を生んだ王朝をつくってくれて。
Chintano
2009/06/29 21:09
Chintanoさんの長年の謎が解けてよかったです(笑)。
私、インド映画には全くもって疎いのですが、「まんま」の名前の俳優さんがいらっしゃるのですね〜。
そうそう、ガージャール朝はイラン古典音楽が確立した時代でもあるのですよ〜。
ナーセロッディーン・シャーは王朝の創始者ではないのですが、同王朝の時世に起きた様々な事象(その時代の内憂外患な状態も含め・笑)のイメージと一番一致する王様なんだと思います。
elly→Chintanoさん
2009/06/30 04:55
アロマティック・デイズというタイトルや写真からも香りが漂ってきそうです。アンティーク調の蝋燭立てがとても素敵!
アロマってギリシャ語なんですよ。アロマオイルやお香(インドからの輸入)もありました。でも一般的なのは、夜のテラスでの食事やくつろぎの時間の卓上に蝋燭の火を灯して過ごすこと。お洒落な蝋燭立てもいろいろ売っていました。(蝋燭は香りなしが多かったかな)使っていたものを持って帰りましたが、日本では使う時間がないのが悲しいです。
話は変わるのですが、コメント欄にあるイランのティーポットやチャイグラスに描かれているおじさん(というか王様なのですね)・・見てみたいです!
さらさ
URL
2009/07/10 15:53
ああ!こういうヒーリング・セラピー系(?)の言葉も、ギリシャ語が起源のことが多いですよね。アロマはそのまま「芳香」っていう意味なんですか?
最近10年ぶりぐらいに、古代ギリシャの秘儀や健康法に関心を持ち始めています。きっかけは、さらささんの「薬局」の記事と、とある本です(この本はギリシャとは関係ないのですが、舞踏の歴史・理論について書かれた本で、その中に古代ギリシャの秘儀の話が出てくるのです)
夏のギリシャを訪れた時、確かに屋外のレストランやタベルナでは、昼間は勿論自然光、夜はキャンドルの光という、穏やかで自然に包まれたような雰囲気の中で食事をした記憶が鮮明に残っています。
今回のギリシャでは、残念ながら蝋燭立てには全く注目していませんでした!さらささんは現地でギリシャ的なリラックス効果のあるものをたくさん取り入れて、素敵な暮らしをなさってたんでしょうね。いいな〜、アテネ時間!
elly→さらささん
2009/07/12 20:53
ところで、ナーセロッディン・シャーが描かれたグラス等、日暮里のペルシャ料理店ザクロで使われてますよ。「おじさんグッズ」(笑)を巡る、じゃんけん争奪大会も行なわれるので、もし手に入れたければぜひ(笑)!碧さんとお母様が常連さんのようですから、ご一緒にいつか・・・いかが??
elly→さらささん
2009/07/12 20:54

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