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zoom RSS 砂漠の旅(最後の日3)

<<   作成日時 : 2005/11/07 19:19   >>

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画像3番目に訪れたクサールはクサール・ウレド・スルタン。このクサールは非常にきれいな状態で残っているものだという。数十年前までは実際に使われていたものだ。
内部にも入ることが出来るが、大人だと背中を曲げ、腰を低くして入らないと頭をぶつけてしまうくらいの低さだ。階段の幅も、子どもの足のサイズにつくられている。さながら小人の館。ここでも、内部には麦の穂の残骸が残っていたりして、リアルな生活の跡を感じられた。

その後、この辺りの地域の商業や交易の中心地、タタウィンの街へ向かう。お昼ごはんを取るためだ。スターウォーズはこのあたりのクサール群でも撮影されているが、アナキン・スカイウォーカーの故郷、タトウィン星は、タタウィンの名から取られたんだろうな。

タタウィンの街はいかにも砂漠地帯の交易都市という雰囲気が漂っていた。大きな街ではないのだけれど、小規模な商店がたくさん立ち並び、賑わいを見せている。私は、タタウィンのスーク内の、10才くらいの男の子が店番をする商店で、クスクス用のミックス香辛料を買って帰った。スパイスクラッシャーがないので、パウダー状のものを買ったら、おまけに「飾り用に」と言って、同量のホールの(潰してない)スパイスをもらった。
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昼食を取った後は新興住宅地が続くゴムラッセンを通って、スターウォーズの舞台ともなったクサール・ハッタダへ向かう。ゴムラッセンは、当村の出身者がフランスでベニエを紹介し(ベニエはアラブのお菓子だったんですね〜)、それが当たり、一財築いたところで、他の村人も呼び寄せ、さらに財を増した。そして、そういった実業家たちがこの村に帰り、新しい家を次々に建てている最中だった。以前テレビ番組でこの村のことをやっていたが、もともとは穴居がこの村の住宅の形体だったようだ。それが新しい世代になり、新市街とも呼べる住宅地を作っているところだった。素朴なつくりのベルベル住居が多いこの地域では、真新しい豪邸群は異質な感じがした。

ゴムラッセンを過ぎると丘が散在する地帯に入った。丘とは言っても低めの山くらいの高さはある。そして勿論それらは緑に溢れた状態とは縁遠く禿山なのだが、その禿山がここでは砂と化そうとしていた。山の一部が風に吹かれ、その部分が砂状となり、山が崩壊に向かっていた。巨大な砂丘が形成されつつあった。砂漠化はやはり恐ろしいくらいに進行している。
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2,3枚目の写真はクサール・ハッタダのもの。タトウィン星の感じが伝わりますか?

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コメント(2件)

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沙漠の中に、廃墟になって残っている都市の址って、人の存在のはかなさを感じさせませんか?日本にいる時と、思考は変わりますよね。
筑紫万葉
2005/11/07 20:35
日本では廃墟になったら(あるいはなる前に)大概取り壊してしまいますしね。木の文化と泥の文化の違いはあるけれど、儚さという点では似てますよね?でも、旅の空のしたにいると確かに思考は変わりますよね。
elly→筑紫万葉さん
2005/11/08 14:12

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