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zoom RSS 砂漠の旅(クサールギレンへの道)

<<   作成日時 : 2005/11/04 18:43   >>

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マトマタを過ぎてからは、車窓の風景が一変した。
車は相変わらず山道を走り続けていたけれども、でこぼこと起伏する赤茶けた岩山が、文字通り月面の様相を呈してきたのである。(写真)
マトマタの集落を過ぎてからは民家を見かけることも人の姿を見かけることも絶えてなくなっていた。
ときおり旅行客を乗せた旅行社の4WD車とすれ違うのみ。
最果ての地へと向かうムードが一気にたかまってくる。

突然、車は舗装されていない轍の道に突入する。道標は当然のごとく、ない。
時折、道と呼ぶにふさわしいかどうかわからないような轍のあとが二またに分かれ、運転手のアブデルは迷うことなく片方の道を選び進んでいく。一瞬の躊躇もない。
ごろつく石の上をのろのろと2時間も走っただろうか、車は突如として、再び舗装された道に出た。
今まで遠慮していたかのように、車は再び猛スピードで走り出す。

途中ビールスルタンという邑に立ち寄る。邑とは言っても、集落があるわけではない。確かにその前後にはテントを張って遊牧している人たちや羊の群れ、ラクダの群れをみかけたけれども、集落自体はどこを見渡しても、ない。
あったのは、ただ、掘っ立て小屋のマクハー(カフェ)一軒。
しかも従業員はただひとり。ちょっとした街まで行くのにも相当の距離がある。何かあった時はどうするのだろうか。
このビールスルタンカフェには世界中の旅行者が残した、名刺やカードが壁一面に貼られていた。ヨーロッパの人に混じり、日本人のものが数多く残されていたのは言うまでもない。日本人の旅への情熱はすごいものがあると、どこへ行っても思わされるのだった。

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