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zoom RSS 砂漠の旅(ドゥーズ4)

<<   作成日時 : 2005/11/01 17:11   >>

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写真はツーリスティック・ゾーンにある2つ星ホテル・サハリアンの庭。ホテルはナツメヤシの林の真ん中に立っていて、自然とうまく溶け合っています。
オアシスでナツメヤシの下がどういう風になっているかが、よくわかる造りになっています。
庭にはブーゲンビリア夾竹桃などの南国の花が咲き乱れ、とてもエキゾチック。
それにサンド・ベージュオアシスの緑という単調な色合いが続いていた後だけに、花々の鮮やかな色の競演は目の滋養になりました。

夕方になり少し日差しが弱まると、再び街へ向け繰り出した。ナツメヤシのオアシスを散歩している途中で、黒い民族衣装を着たトゥアレグ族の男に声をかけられる。
毎年サハラ・フェスティヴァル*が行われる砂漠の中のスタジアムで、今夜フォークロアのショーがあるから、来ないかと言う。
道端で声をかけられるということに少し警戒したが、スペインのツアー団体も来るという彼の言葉に、ふたつ返事でOKしてしまった。安心したからというのもあるけれど、私はスペイン人に対して良いイメージを持っている。。。というか一般にスペイン人とはスピリットが妙に合うというか。。モロッコの砂漠でもスペイン人たちと賑やかな夜を過ごした経験があったから、その良き想い出を追体験したいというのもあった。

ショーが始まるまでの時間、木曜市が行われていた広場にある男のアクセサリー・ショップへ行くことになった。男の名はムハンマド。若くて美しい顔立ちをしている。ターバンを巻いて目元だけが覗いていると、まるで彫刻のような芸術作品を思わせた。お店の名前はplanet petit prince。そう「星の王子様」をもじってつけた名だ。
モロッコでも体験したように、「買わなくいいから」という言葉を掛けられながら、次から次に民俗調のアクセサリーを付けさせられる。ひと口にトゥアレグ族とは言っても、細かく言うと、24部族(数ははっきり覚えていません)もあるのだという。そして、それぞれの部族に家紋があり、それを象ったアクセサリーを彼の店では扱っているとのことだった。ひと通り試したけれど、特に買わないかとは言われなかった。

その後、この店の正面にある彼のもう一軒の陶器を扱う店に連れていかれ、軒先でミントティーをご馳走になる。夕方になって広場には男だちが集まり、マクハー(カフェ)でミントティーを飲む姿がたくさん見られるようになっていた。そういえばチュニジアでは昼間っからすることもなくカフェでただお喋りに興じている男の人たちをあまりみない。モロッコではそういう人たちをたくさんみかけていたのに。訪れた年がだいぶ違うので、比べることはできないのだけれど、チュニジアの方が失業率が少ないのかしら?なんて思った。(最近はモロッコも経済的発展が著しいので、その辺り、だいぶ変わってきたのではと思いますが)

私がお店の軒先でダラダラしていると、スペイン・バスク地方から来たという若い女性2人が入ってきた。ムハンマドが施すヘンナのタトゥーが目当てだった。彼女たちもショーに誘われていたけれど、かなり警戒している様子だった。「危なくないかしら?ほんとはヘンなところに行くんじゃない?」なんてこっそり私にスペイン語で耳打ちするものの、ムハンマドくんはスペイン語はもちろん他にも5ヶ国語くらいは自由に操る。(とにかくイスラーム商人の語学力にはいつも驚かされるものがある)全て彼には筒抜けだった。彼女らは一応行くという約束をしたものの、あの様子では来そうにないなと思った。私は密かに来てくれたらいいのに、と思っていたのだ。

夜7時に会場へ向かうまでの時間、私はムハンマドのお店に屯し、店に訪れる旅行者やチュニジア人とお喋りして過ごした。何時間いても常にミントティーは注ぎ足され、迷惑がられている様子もないのだった。イスラーム圏の人は心打ち解けて長い時間をかけて話をすれば、とても良くしてもらえることを経験上学んでいたこともあり(もちろんいつもこんな良い事ばかりではありませんが)、タダで午後いっぱいを楽しむことができた。

(夜のエクスカーションの話はまた次回。この旅のハイライトとも言えるくらい楽しかったのです。)

*サハラ・フェスティヴァル:毎年一度、ナツメヤシの実の収穫後に遊牧民が集まっていたことを起源として始まったサハラ砂漠の最大のお祭り。チュニジアだけでなく近隣諸国からもトゥアレグ、ベドウィンなどの遊牧民が集まり、それぞれの部族の舞踊や、結婚式の再現、ラクダ・レースなどを行う。観光資源の少ないドゥーズだが、このフェスティヴァルの間の4日間は街がとても賑わう。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。(ちゃんと続きでしたね、ゴメンナサイ(^-^;;)
ホテル・サハリアンの庭素敵!ellyさんの写真では、道(路地)を入り口から奥まで撮ったものがわりと目に付くんだけど、中でもこれは異国情緒たっぷりでうっとりしてしまいます〜。
saji
2005/11/01 22:30
>道(路地)を入り口から奥まで撮ったものがわりと目に付くんだけど
ばれてましたね。
そうなんです。路地フェチ!?らしく、気が付いたら路地の写真を撮ってますね。あと、絵も描くんですが、それも気が付いたら路地だらけです。ははは。。。
南国の花って大好きなんです。日本でも最近は夏になるとランタナとかジャスミンとか地中海の花が塀を飾っているのをよく目にするようになり、嬉しい限りです。
elly→sajiさん
2005/11/01 22:57
 2つ星?とても、きれいみたいですが。  エリイさんに対抗して、私はいつかシルクロードの砂漠を旅するぞ!
筑紫万葉
2005/11/03 20:04

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