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zoom RSS 彩の国ワールド・ミュージック・フェス〜ジプシーの季節 time of gypsies〜

<<   作成日時 : 2005/10/14 16:26   >>

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今日はいよいよ3部のファンファーレ・チョカリーアです。
フェスが終わって早5日。レポ遅すぎです。しかも、ライヴ以外の催しのレポという使命も私にはまだ残されています!あと2日間お付き合いくださいね。

ファンファーレ・チョカリーアの公演が始まる前、すでにステージに用意されたマイク・スタンドの数を見て、驚いていた。1,2,3,4.。。。11!これが(打楽器を含むものの)みな吹奏楽奏者なんだ!と思うと始まる前から腰抜かしそうでした;というのも、ローナの回で書いたとおり、私はどちらかというと、いや、正直に言うと吹奏楽は苦手。オケの中で適度に使われているものなどはいいのだけれど、いわゆるブラス・バンドが苦手なのです。
何が苦手ってひと言で言うのは難しいけれど、大音量でひたすらうったえかけるところがダメなのかもしれない。

楽団がステージに登場すると、いろいろ考えている余裕もなく、横ノリ、縦ノリの波に飲み込まれました。会場を見渡すと、オール・スタンディング!えっ!みんな、ステージに立ってるのはオジサンたちだよ。ロック☆スターではないよ!!ははは。。。;
でもでも、彼らの紡ぎだす少し気が抜けたような(失礼)、しかし、ビート感のある音楽は確かに腰を振らずにいられない!?
隣りのおばちゃんを見ると、やはり遠慮がちに、腰振ってる!!
正直、演奏がうまいか下手かなんて良く分からない。でも、確かに人を惹きつける、いい意味でのプリミティヴさポジティヴさに満ちていることは認めざるをえない。
そして、案外曲の幅が広い。トラッドかと思うと、「ゆるゆるの」ダルファーを思わせる(私だけ?)ジャズ調の曲もあったり。。。

そして、演奏が1曲終わるごとに繰り広げられるルーマニア語のMC(ひょっとしたらロマニー語かも).。ローナブランシャールがスマートに英語でMCしていたのに対し、こちらがわかろうがわかるまいがルーマニア語でまくしたてる。このローカルさ加減も実は私のツボにはまりました。しかし、私はルーマニア語の響きは歌うようなかわいい感じで好きなんですが、ジプシー・ブラスオッサンが叫ぶとカワイさ半減★
ここで、彼らのMCを再現。「。。。。。。。。!。。。。。。。!(ルーマニア語。全く分からない;)ファンファーレ・チョカリーア! フロム ロマーニャ!フォー・ユー!!」この最後のフォー・ユーがミソ。ショー・マン精神旺盛というか、「おめえらのために来ちゃったぜ〜!イエ〜イ!」って感じ?

こんな風で演奏でもMCでも度肝を抜かれまくった私でした。
ノリノリの会場を見渡すと、ステージ間際の列には、クラブ通い風のお兄ちゃんとかベリーダンサーが陣取って、踊りまくってました。この人だち、さっきまでいたっけ?しかし、ベリーダンサーはともかく、クラブのお兄ちゃんまで躍らせてしまうって、やっぱり彼らはただ者ではない。

当イベントはどうやら当日券の出がよかったらしく、立ち見客もいたようです。立ち見まで入れても800人弱という、ホールのわりにはわりと小規模の会場でした。2階席もしっかり客が入っています。しかも、ここはクラブかといわんばかりに会場全体がグルーヴ感に包まれています。すごい!
ん!?2階席にSAMURAIスタイルでファンキーに横揺れしてる人、発見!目の錯覚か?あまりにシュールで我が目を疑います。

曲は間断なく続く。そうしているうち、チョカリーア専属の?ジプシー・ダンサー、アウレリアが登場。ダンスも入れてのパフォーマンスとなる。客席にいるベリー・ダンサーが次々にステージに引っ張り出される。いや〜賑やか。
ルーマニアに行った時、結婚式のシーンを目にしたけれど、まさにこんな感じだったなぁ。花嫁、花婿巻き込んでのダンスに、ジプシー楽団のグルグル円環して終わることのない演奏。泊まったホテルの一階で結婚式が行われていたのだけれど、朝までやむことのないダンスのステップと音楽に翌朝はぐったり。客が泊まっていることなんて一切お構いなし。(実は私と連れしか泊まっていなかったことが後でわかり、一組くらいならまあいっか、って感じだったんでしょうね。)今となっては笑い話ですが。
いや、でもチョカリーアの演奏はまさにジプシーの儀式を思わせるのですよ。村を挙げての大騒ぎ。
もう、なんだかわからないけど、とりあえず腰振っとこ!

それにしても、ジプシー・ダンスって、ほんと艶かしい。腰のひねりがすごい!ベリー・ダンスとの違いを私はうまく説明できないけれど、ベリー・ダンスはもっと緩やかな曲に乗って、手の先の細部の動きに重点がおかれている気がする。(腰の動きも勿論重要ですが)

賑やかさに重点をおいたレポになっていますが、中にはしっとりした聴かせる曲もありました。
これぞ、東欧(中欧)のジプシー、と思わせるメランコリックな旋律にそってコブシを効かせて歌う。とにかく歌がうまいんですよね。そして、この哀愁は日本人の感性にとっても合うんですよね。コブシ・ロードの西側と東側の会合。それに、彼らの演奏って、オスマントルコの軍楽隊というよりは、ちんどんやを思わせるのよね(私だけ?)。

エンディングは、なんとマハラ・ライ・バンダも登場してのパフォーマンス!圧巻。人数だけでも20人は超えてそう。ブラスに加え、弦楽器も交じり合う。(ほっ。)マハラの演奏も実はもっとゆっくり聴きたかったのだけど、このライヴでの登場は、ローナのラストとここだけ。残念!

そして、ローナも再登場!
自分のステージの時は歌わなきゃいけないので、遠慮がち?に踊っていたローナも、本領発揮。いや〜、暴れる暴れる。腰をくねらせながら、上体を反らせていってブリッジ状態。客席のベリーダンサーもステージに続々登場。気持ちいいだろうな。
それにしても、このすさまじいフィナーレを見て『8時だよ、全員集合!』のフィナーレを連想したバカ者は私だけでしょうか???

いや〜、もりだくさんのライヴでした。テクノジャズブラス、あらゆるジャンルのジプシーミュージックが聴けました。それぞれのバンドはこの公演以外にも各地でライヴを行ったようですが、欲張りな私は、このいろいろ観れる、聴ける埼玉でのライヴを選んで大正解でした。

そして改めて思ったのは、ジプシーミュージックはやはり青空の下で聴くのが気持ちいい!。。。って、実際聴いたことはないんですが。(チョカリーアのブラスの音に鼓膜がやられたからという理由もあるけど)彼らのもつ自由な精神はホールの屋根の下なんかに埋もれさせてはいけない!と思ったのでした。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
私の好きな和製ジプシーグループも,管楽器が多く6つ。あと,ヴァイオリンとアコーディオンとドラム。ってな編成です。このうちメンバーの何人かは,ちんどん屋のグループと兼ねてます。ジプシーとちんどん屋は共通する部分があるんでしょうね。たしかチンドン屋の大会が毎年,富山あたりで行われてるそうです。(先程の和製ジプシーグループのうちの一人は,ブラジル系バンドとかけもち。また,何人かはアイリッシュグループをかけもち,他にはトルコ系音楽も。)それにしても,ローナ・ハートナーの踊りが見てみたい!!
NAKA
2005/10/15 13:24
 久しぶりにパソコンを開いたら、記事が増えている!このような記事を読みますと、わが音痴が情けない!確実に一つ、楽しみが少ないし、ある世界を知らないわけですから。
筑紫万葉
2005/10/15 22:29
そうなんですか!しかし。かけもちジャンルの幅広さに驚くばかりです。なんていうバンドなんですか?ちんどんやの大会の存在も知りませんでした。富山あたりっていうのがまたスゴイ!!ローナのダンスは『ガッジョ・ディーロ』で観れますよ。
elly→NAKAさん
2005/10/16 17:30
私は自分自身が何か楽器の演奏ができたり、音楽の才能があるわけでもないので、時にもどかしく感じることもあります。でも、せめて好きな音楽を楽しむ心は持ち続けたいと思っているのです。だから、「。。。一辺倒」とならないように、これからもいろんなジャンルの音楽を開拓していきたいと思っています。よろしければこのブログで私の音楽開拓にお付き合いください。
elly→筑紫万葉さん
2005/10/16 17:34
名前を書いてませんでした。フレイレフ・ジャンボリーです。主に関西で活動してます。メジャーアルバムは二枚出してますね。
NAKA > ellyさん
2005/10/16 18:54
早速ありがとうございます。機会あらば聴いてみます。
elly→NAKAさん
2005/10/16 19:37
これまた素晴らしいレポートですね。ルーマニアにも行かれてるんですね。私は東欧はまだ行ったことないのですが、最近ブカレストのクラブとか盛り上がってるらしく行ってみたいんですよね!確かに、ジプシーものは青空、同じ目線の方が楽しめますよね。
おきよし
2005/10/17 12:20
再度ご訪問ありがとうございます。おきよしさんのファンファーレチョカリーアのレポ、大興奮で読ませて頂きました♪ブカレストのクラブシーンが盛り上がっているという話、帰国後に知ったことと、ブカレストは危険!という意識が強かったため、夜のクラブめぐりは残念ながらしませんでした。フォークロールの演奏はあちこちのレストランでされていて、そういうものに巡りあう機会はありましたけれど。バルカン半島音楽の旅、いつかしてみたいです。
elly→おきよしさん
2005/10/17 15:07

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