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世界の路地~サントリーニ島(ギリシャ編)~

街全体~それは建造物や街の空気感を指す~が豊かな芸術性を有し、訪れる人に、アーティスティックな感覚を喚起させる場所が存在する。例えばバルセロナという都市がその一例である。バルセロナは、街角の至る所にモデルニスモの洗礼を受けた、絡みつく植物や、花びらの重なり、重厚な岩、うねる波や流れる雲を連想させる建築物が聳え、人々の目を楽しませる。美術…
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バラの季節

去年の今頃、「薔薇の里へ」という記事を書きました。今年も簡単に薔薇レポを書きたいと思います。何せイランは薔薇の原産地のひとつであり、薔薇水はイランの名産品ですから。過去に書いたことと重複する部分は書きませんから、ぜひ去年の記事もご覧になってください。 現在イランは、4年に一度の大統領選を控えた選挙シーズンであると同時に、薔薇も見ご…
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イスタンブル慕情

自らの出生の地以上に心が縛り付けられる。縁もゆかりもない街に郷愁を感じる。 心の中の叫びに耳を澄ますと、自分の人生にとって大きな意味を持った土地がいくつか浮かび上がってくる。 例えば、サハラ砂漠は私にとってとても重要な場所だ。他のどの場所よりも私に直接的なインスピレーションを与えてくれる。だけど、今回の話は「都市」に限定したい。 …
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ギリシャの独立記念日

中途半端になっている旅の話に戻ります。 3月末のアテネ滞在中、とあるハプニングに出くわしました。アテネ滞在はほんの数日間。それなのに全く下調べをしていなかった自分が悪いのですが、冬季には遺跡や博物館が毎日早い時間に閉まってしまうことはともかくとして、滞在中に国民的祝日が重なり、その日はほぼ全ての公共施設がお休みになってしまうことを…
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ロバとロバ・グッズのお披露目会(笑)

ギリシャとイスタンブールの旅話をUPしたくてずっとうずうずしているのですが、以前からのネットの不具合に続き、この10日ほどパソコン本体にもいろいろ問題が生じ、簡単な作業を実行することさえ困難になってきました。例えば、一度のウィルス対策ソフトの更新に20分もかかり、その間は他の作業を全くできない、そして、そうこうしているうちにパソコンがフ…
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「音楽活動」@アテネ

前回、「音楽活動」などという仰々しいタイトルを付けてしまったところ、数名のミュージシャンの方が見に来てくださった形跡があったので、とても恐縮しています。ご覧の通り、音楽活動・・・どころか、音楽リサーチにもなっていませんから!前もって言いますが、今回も同じラインで行きます(笑)。何しろ、音楽を中心に据えた旅というわけではなかったので。 …
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「音楽活動」@イスタンブール

ようやく旅の詳細を書き始めます。 毎回旅のことを記すとき、何から書き始めよう?と悩みます。もちろん、日付けを追って書いていっても良いのですが、私の中では、旅の期間起こった出来事をそのまま書きたいわけではないという気持ちもあり、いつもどちらかというと、テーマに沿った形式で書いていくことになっているように思います。 今回もやはりそういう…
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とりあえずトルコ&ギリシャで買った音源の一部

旅のことを綴り始める前に、今回の旅行中に買ったCDの一部を写真でUPしておきます。 上がギリシャ、下がトルコ。 ギリシャはライカとジプシーもの中心。トルコはKALANの商品で去年の夏以降に出た(と思われる。要するに前回イスタンブールに行ったときに発見できなかった)ものの中から気になった音源と、こちらもジプシーものの新作(去年の夏…
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早春のイスタンブールとギリシャへ

イランの新年(3月21日)以来の更新となります。新年以降雨の日が続くテヘランですが、日に日に街路樹(プラタナス)の若葉が成長し、普段は埃っぽいテヘランが、ここのところ淡い緑に靄がかって見えるのもなかなか素敵です。去年の初春は殆ど雨が降らず乾いた春を迎えましたが、イランの本来の初春の姿は、雨模様だということ。年間を通して雨が少なく、極度に…
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イラン写真紀行(その3)

今日の「写真紀行」は、「世界の半分」エスファハーンです。 前回の写真紀行で、アゼルバイジャン地方に興ったサファヴィー朝(1501-1736)のことと、その最初の都タブリーズ、その周辺地域を写真でご紹介しましたが、今日は、後に遷都しサファヴィー朝の都となったエスファハーンの風景をお伝えします。 エスファハーンでは、同王朝の豪華絢爛な文…
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イラン写真紀行(その2)

今日の写真紀行は、イラン西北部のアゼルバイジャン地方を主に取り上げます。 昨日巡ったカスピ海沿岸のアスタラ(アースターラー)、マースーレ村から西へ向かい、アルダビール州の州都、アルダビールを目指します。アルダビールはもともとアゼルバイジャン州だった場所。今でも住民の大半はアゼリー系(アーザリー、アゼルバイジャン系イラン人)の人々。街中…
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イラン写真紀行(その1)

今日から何回かに渡って、今年に入って旅したイラン各地の風景を写真でお伝えしたいと思います。 旅日記という形を取りたかったのですが、あまり時間も割けないし、季節はずれのネタが増えそうなので、とりあえず写真とキャプションのみをUP。今後時間が出来れば文章も加えていくかもしれません。 「イラン写真紀行」第一弾は、ノウルーズ(新年・西暦…
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トルコ紀行~アンカラでピクニック?

トルコの旅の続きです。今日はアンカラ。とは言っても、たった一日滞在しただけでは街の深いところまで知ることはとてもできませんでした。が、今回はアンカラに詳しいトルコ人が一緒だったことや、前回の訪問と違い天候が良かったことなどもあり、2月の訪問時よりはアンカラに対する印象は良かった気がします。 さてさて、今回のアンカラ訪問で一番気にな…
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トルコ紀行~ディヤルバクル編

今年に入って旅が生活の一部となっているものの、ブログ上での旅の報告はまったく習慣化できていません。1月のmondoさん、りーずさんと行ったヤズドや、その直後のエスファハーン・シーラーズへの豪華旅行、ノウルーズ(新年)に行ったイラン北部地方、5月~6月にかけて友人達と周ったイラン各地など、全ての旅の軌跡を思い返して旅日記を書くことは、もは…
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薔薇の里へ

旅の途中ではありますが、今日は写真をメインに旅の中間報告を。 ここのところ「旅ブログ」の様相を呈している当ブログ。旅話に関心がない方には申し訳ないのひと言ですが、何せ今年に入って実生活が旅続きなため、他の話題がなかなか提供できないのです。(気づけば今年に入って、なんと4月以外は全て旅に出ていた!) さて、イランに住むようにな…
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ジプシーを巡る旅(そして、果てのない旅の途上へ)

ブーシェフル第2夜。それは、熱狂的で生のエネルギーに満ちた海辺の音楽と、気さくなジプシー・ミュージシャンとの出逢いにより、今後の取材の成功をも予感させてくれる夜となりました。しかし、一夜明けてみると、またしても熱帯性の気候に呼応するかのような気だるい午後が、私たちの前に待ち受けていました。ともすると、限られた時間を無為に過ごすことに我が…
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ジプシーを巡る旅(ブーシェフルの夜)

ブーシェフルに着いた翌朝、私たちはB氏等に紹介してもらった「ジプシー・ミュージシャン」からの連絡を待ちました。前の日の晩の打ち合わせでは、この日ミュージシャンが私たちの滞在先に現れてくれる予定だったのです。しかし時計の針が進んでも当のミュージシャンA氏が現れる気配はありませんでした。電話番号を伝えられていたアリレザに連絡を取ってくれるよ…
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ジプシーを巡る旅(海辺の旧市街へ)

シーラーズでの調査を終えた私たちは、次の目的地、ペルシャ湾岸の街ブーシェフルへ車で向かうことになりました。シーラーズから約300kmほど南西に下ったところにあるブーシェフルへ向けて私たちが出発したのは、午後4時を回っていたと思います。例によってグダグダな時間を親戚宅で過ごし(以前の日記を参照してくださいね)、「ブーシェフルに本当に行くの…
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ジプシーを巡る旅(ガシュガーイーという人々)

前回予告したように、今日は主にガシュガーイー族のことを書いてみたいと思います。 シーラーズ市内や近郊に多く住むガシュガーイーという人々がどういう人々なのか、写真を提示しながら(主に衣装の紹介になりそう)簡単に書いてみたいと思います。今日は先に予告しますが、写真中心になります。 一般にガシュガーイーと言えば、「遊牧民」として認識さ…
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ジプシーを巡る旅(新たなジプシーとの出逢い)

ヌスラットの希望により観光旅行で幕を開けてしまったイランのジプシー取材。しかし実は、シーラーズに到着したその日の夜、すでに今後の取材のある程度の成果を予感させるような人物との出逢いがありました。 シーラーズ市内の観光を終え疲れてホテルへ帰ってきた10時過ぎ、ザルギャルの親類の一人がホテルを訪ねて来ました。浅黒い肌に顎鬚・頬髯をはや…
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ジプシーを巡る旅(こぼれ噺~ジプシーとの旅)

今日は「こぼれ噺」ということで軽めの話題を。 それと以前予告していたとおり、2月に書きかけのまま終了できなかった前回のシーラーズへの旅日記を補足する意味も含め、ふたりのザルギャルと巡ったシーラーズの旅の記録を写真と共に記したいと思います。というわけで、今日の話題は直接的にはジプシー取材とは関係ありませんのでご了承を。 関口さんが…
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ジプシーを巡る旅(ザルギャルにまつわるあれこれ)

イランでの「ジプシーを巡る旅」。具体的な旅のマップを描き始める前に、旅に出る前の出来事について少しだけ書いておきたいと思います。 旅そのものを描いて行った方が、楽しく興味深い日記になることは解っているのですが、旅の記述を始める前段階として、今回書くことは最低限必要な予備知識を含む内容だと思うのです。 さて先日も書いたとおり、約2…
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ジプシーを巡る旅(イランの調査の鍵を握るのは・・・)

「ジプシーを巡る旅」もトルコ編を終え、いよいよイランへ入ります。すみません、まだしばらく終わらないんです(笑)。 半月ほど前に「ジプシーを巡る旅」の導入部分を書いた際、関口さんにとってトルコに続きイランもまた2回目の調査・取材旅行となった旨を記しました。また、今回のイランの調査では、驚くべき発見があったとも記しました。それは、ジプシー…
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ジプシーを巡る旅(ミュージシャンを巡っての「珍道中」)

トルコ滞在最後の日。この日のスケジュールは、イスタンブールでのミュージシャンへの取材。 Mくんは当然のこととして、関口さんも、私にとってさえも、イスタンブールは慣れている場所であったにも関わらず、この日の取材行程は、トルコの旅の中では最も時間や諸事情に振り回された・・・というか、なかなかの珍道中となりました。 関口さんは前回のト…
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ジプシーを巡る旅(国境の街)

トラキア地方2箇所目の訪問先は、ブルガリアとの国境の街、エディルネ。クルクラレリからさらに西へ西へと車は田園地帯を走り抜け、1時間ほどでエディルネの街に到着しました。 国境の街にはどこも独特の雰囲気が漂っているものですが、このエディルネも然り。勿論、国境地帯が不穏な地域では(中東ではそういう国が殆どだと思われるけれど)、国境沿いでは物…
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ジプシーを巡る旅(ミュージシャンの里へ)

アンカラでの取材を終え一旦イスタンブールへ戻った次の日、私たちは次なる目的地、トラキア地方へ向けてMくんの運転する車で出発しました。ここで、キュートな旅の道連れが一人加わることになります。人物像について詳細は書きませんが、若い女性が加わった旅には(私自身が「若くない」という意味ではない!)、ほんの少し春めいた華やかな雰囲気が添えられまし…
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ジプシーを巡る旅(都市の抱える矛盾)

アンカラにあるジプシーの集落の情報を花屋と靴磨きから得た私たちは、早速に車での移動を開始しました。 その日の行動の詳細な記憶が今となっては私の中で曖昧になってしまったのですが、まずは集落があると聞いた地区、フドゥルク・テペ(「テペ」はトルコ語で、「丘」)という場所へ向かいました。 丘の麓に事務所を構えたフドゥルク・テペの長(この地区…
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ジプシーを巡る旅(「情報屋」の探し方)

「花屋と靴磨きだ!」 これは、ジプシーの集落に関する情報源が途絶え、アンカラでの調査が行き詰りそうになった時、関口さんの口から発せられた言葉。 トルコでの調査が2回目の関口さんは、前回の調査で目にしたジプシーたちの職業の多くが、街角に座り込む花屋と靴磨きであったことを我々に告げます。また、トルコ人であるMくんも、この事実に関して…
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ジプシーを巡る旅(アンカラという場所)

イズミールでの調査を終えた次の日、私たち3人は飛行機でトルコの首都アンカラへ向かうことになりました。旅の「導入」の部分でも書いたとおり、クルド地区の不穏な状態を懸念し、当初訪れる予定だった南東部のディヤルバクル行きを取りやめた結果、アンカラを急遽次の調査地域として決定したためです。 国土が東西に長いトルコ。エーゲ海沿岸の都市である、明…
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ジプシーを巡る旅(過去に対する関心)

ウルラの集落を訪れた翌日。再び朝からロマ・カルチャー・ファウンデーションを訪れます。 この日、Y氏との短い会談の後、事務所に新たな面々が訪れました。 スーツ姿できっちりキメた彼らは、イズミールから南に車で1時間強の場所にある、セルチュクという街に住むジプシーたちの代表ともいえる人物でした。 セルチュクは、イオニア人が建てたヘレ…
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