ジプシーを巡る旅(海辺の旧市街へ)

シーラーズでの調査を終えた私たちは、次の目的地、ペルシャ湾岸の街ブーシェフルへ車で向かうことになりました。シーラーズから約300kmほど南西に下ったところにあるブーシェフルへ向けて私たちが出発したのは、午後4時を回っていたと思います。例によってグダグダな時間を親戚宅で過ごし(以前の日記を参照してくださいね)、「ブーシェフルに本当に行くの…
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ジプシーを巡る旅(ガシュガーイーという人々)

前回予告したように、今日は主にガシュガーイー族のことを書いてみたいと思います。 シーラーズ市内や近郊に多く住むガシュガーイーという人々がどういう人々なのか、写真を提示しながら(主に衣装の紹介になりそう)簡単に書いてみたいと思います。今日は先に予告しますが、写真中心になります。 一般にガシュガーイーと言えば、「遊牧民」として認識さ…
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ジプシーを巡る旅(新たなジプシーとの出逢い)

ヌスラットの希望により観光旅行で幕を開けてしまったイランのジプシー取材。しかし実は、シーラーズに到着したその日の夜、すでに今後の取材のある程度の成果を予感させるような人物との出逢いがありました。 シーラーズ市内の観光を終え疲れてホテルへ帰ってきた10時過ぎ、ザルギャルの親類の一人がホテルを訪ねて来ました。浅黒い肌に顎鬚・頬髯をはや…
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ジプシーを巡る旅(こぼれ噺~ジプシーとの旅)

今日は「こぼれ噺」ということで軽めの話題を。 それと以前予告していたとおり、2月に書きかけのまま終了できなかった前回のシーラーズへの旅日記を補足する意味も含め、ふたりのザルギャルと巡ったシーラーズの旅の記録を写真と共に記したいと思います。というわけで、今日の話題は直接的にはジプシー取材とは関係ありませんのでご了承を。 関口さんが…
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ジプシーを巡る旅(ザルギャルにまつわるあれこれ)

イランでの「ジプシーを巡る旅」。具体的な旅のマップを描き始める前に、旅に出る前の出来事について少しだけ書いておきたいと思います。 旅そのものを描いて行った方が、楽しく興味深い日記になることは解っているのですが、旅の記述を始める前段階として、今回書くことは最低限必要な予備知識を含む内容だと思うのです。 さて先日も書いたとおり、約2…
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ジプシーを巡る旅(イランの調査の鍵を握るのは・・・)

「ジプシーを巡る旅」もトルコ編を終え、いよいよイランへ入ります。すみません、まだしばらく終わらないんです(笑)。 半月ほど前に「ジプシーを巡る旅」の導入部分を書いた際、関口さんにとってトルコに続きイランもまた2回目の調査・取材旅行となった旨を記しました。また、今回のイランの調査では、驚くべき発見があったとも記しました。それは、ジプシー…
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ジプシーを巡る旅(ミュージシャンを巡っての「珍道中」)

トルコ滞在最後の日。この日のスケジュールは、イスタンブールでのミュージシャンへの取材。 Mくんは当然のこととして、関口さんも、私にとってさえも、イスタンブールは慣れている場所であったにも関わらず、この日の取材行程は、トルコの旅の中では最も時間や諸事情に振り回された・・・というか、なかなかの珍道中となりました。 関口さんは前回のト…
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ジプシーを巡る旅(国境の街)

トラキア地方2箇所目の訪問先は、ブルガリアとの国境の街、エディルネ。クルクラレリからさらに西へ西へと車は田園地帯を走り抜け、1時間ほどでエディルネの街に到着しました。 国境の街にはどこも独特の雰囲気が漂っているものですが、このエディルネも然り。勿論、国境地帯が不穏な地域では(中東ではそういう国が殆どだと思われるけれど)、国境沿いでは物…
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ジプシーを巡る旅(ミュージシャンの里へ)

アンカラでの取材を終え一旦イスタンブールへ戻った次の日、私たちは次なる目的地、トラキア地方へ向けてMくんの運転する車で出発しました。ここで、キュートな旅の道連れが一人加わることになります。人物像について詳細は書きませんが、若い女性が加わった旅には(私自身が「若くない」という意味ではない!)、ほんの少し春めいた華やかな雰囲気が添えられまし…
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ジプシーを巡る旅(都市の抱える矛盾)

アンカラにあるジプシーの集落の情報を花屋と靴磨きから得た私たちは、早速に車での移動を開始しました。 その日の行動の詳細な記憶が今となっては私の中で曖昧になってしまったのですが、まずは集落があると聞いた地区、フドゥルク・テペ(「テペ」はトルコ語で、「丘」)という場所へ向かいました。 丘の麓に事務所を構えたフドゥルク・テペの長(この地区…
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ジプシーを巡る旅(「情報屋」の探し方)

「花屋と靴磨きだ!」 これは、ジプシーの集落に関する情報源が途絶え、アンカラでの調査が行き詰りそうになった時、関口さんの口から発せられた言葉。 トルコでの調査が2回目の関口さんは、前回の調査で目にしたジプシーたちの職業の多くが、街角に座り込む花屋と靴磨きであったことを我々に告げます。また、トルコ人であるMくんも、この事実に関して…
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ジプシーを巡る旅(アンカラという場所)

イズミールでの調査を終えた次の日、私たち3人は飛行機でトルコの首都アンカラへ向かうことになりました。旅の「導入」の部分でも書いたとおり、クルド地区の不穏な状態を懸念し、当初訪れる予定だった南東部のディヤルバクル行きを取りやめた結果、アンカラを急遽次の調査地域として決定したためです。 国土が東西に長いトルコ。エーゲ海沿岸の都市である、明…
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ジプシーを巡る旅(過去に対する関心)

ウルラの集落を訪れた翌日。再び朝からロマ・カルチャー・ファウンデーションを訪れます。 この日、Y氏との短い会談の後、事務所に新たな面々が訪れました。 スーツ姿できっちりキメた彼らは、イズミールから南に車で1時間強の場所にある、セルチュクという街に住むジプシーたちの代表ともいえる人物でした。 セルチュクは、イオニア人が建てたヘレ…
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ジプシーを巡る旅(初めての集落訪問)

2月の終わり、約3日間(関口さんは1日半)滞在したイスタンブールの街を後にして、DoublemoonのMくんと共にイズミールへと旅立ちました。イズミールは、エーゲ海に面した人口100万人以上を有する工業貿易都市であり、場所柄、古くからギリシャ・ローマなどの地中海諸国との関係性が深い歴史も抱えています。 1年ほど前に、やはり「ロム」…
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ジプシーを巡る旅(導入)

今だ殆ど頭の中の整理も気持ちの整理もできていない「ジプシーを巡る旅」ですが、今日から少しずつ何かを記していこうと思います。 始めにまず書いておかなければならないことは、ブログという場はミクシィなどの日記と違って、個人的に友人・知人である方以外には書き手の素性が明確でないため、話が見えにくいこともあるだろうということ。旅日記を書くの…
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旅を終え・・・

昨夜、小旅行から帰ってきました。今度こそは本当の「ただいま」です。 旅は大好きだし私の最大の生き甲斐なのだけど、珍しく、しばらくは家でのんびりしたい気分になっています。これからしばらくは旅にでることもないでしょう。 そろそろたまりにたまった旅の記録も整理したいですしね。 今回の小旅行では、イラン北部のギーラーン地方とアゼルバイ…
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旅の完了とイランの新年

ご無沙汰しています。長い旅を終え、少し前にテヘランに戻って参りました。2週間前にトルコからテヘランに戻って来た際には、大雪に見舞われた厳しい冬を終えイランはすっかり春めいた陽気に包まれていました。その後訪れたシーラーズ、ブーシェフルでは、春の始まりというよりも、初夏のような日差しと気温に見舞われました。イランにも日本のように四季が存在す…
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旅へ・・・

先週、旅に出る前に先月の旅の一部でも記しておきたいと豪語したものの、結局シーラーズへの旅の記録ひとつさえも完了できませんでした。 「続きを楽しみにしています」等のメッセージを頂いたので、とてもとても恐縮ですが。 次の旅の日記ともリンクさせながら、シーラーズの旅の残りの部分も、後ほど書いて行きたいと思ってます。 さて、明日からい…
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信仰の形

シーラーズの旅の続きです。 唐突ですが、イスラーム世界で「祈り」と聞いて、一般に思い浮かべるイメージとはどのようなものでしょうか。 きっと、巨大なモスクに大勢の男たちが集い、メッカの方角へ向かって祈る厳かな風景なのでは、と思います。もちろん、これも祈りの形態です。 一方、ムスリムの祈りには、もうひとつの形態があります。 …
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旅三昧(まずはShiraz便り)

また更新をさぼってました。 先月は、2回旅に出て国内3都市も訪れたにも関わらず、全くブログ上ではフォローしきれずにいます。 そして今週は旅行ネタ以外にも、イスラーム革命勝利記念日(2月11日)や、ここ数年イランでもブームになってきたバレンタインデーもあったりしたわけだけど、全てスルーの状態です。本当は革命記念日の行進や集会の熱狂(あ…
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