今日から何回かに渡って、今年に入って旅したイラン各地の風景を写真でお伝えしたいと思います。旅日記という形を取りたかったのですが、あまり時間も割けないし、季節はずれのネタが増えそうなので、とりあえず写真とキャプションのみをUP。今後時間が出来れば文章も加えていくかもしれません。 「イラン写真紀行」第一弾は、ノウルーズ(新年・西暦で3月20日)の休暇で行ったカスピ海沿岸地方の風景です。 イランではこの地域のことを、単に「ショマール(北部)」と呼んでいます。 前回の記事で述べたほどの渋滞には巻き込まれなかったものの、やはり長い休暇中とあって、人気観光地行きの道路は大変に込み合っていました。 カスピ海沿岸、ギーラーン州にある山間の小さな村、マースーレ。村の中から周囲の山を見渡す。初春の季節、スモモの木が白い可憐な花を咲かせていた。その淡い色が、あたかも春霞のように山を覆っていた。 マースーレ村が有名になった所以は、その独特の家屋。山の傾斜に沿ってぎっしり家が建てられているため、それぞれの家の屋根が村を行き交う人々の通路となっている。マースーレ村の遠景はまるで段々畑。 当然のように屋外チャーイハーネも屋根の上。チャーイハーネの下の通路は小さなバーザール。細い隙間から路地を行き交う人々を見下ろしながらお茶をする・・・こんな経験、なかなかできない! ある家の屋根の上では、おばさんがマースーレの代表的なお土産、靴下を編んでいた。安価で色鮮やかなこの靴下は、お土産にピッタリ。 マースーレの土産物屋は景観を損ねることなく、風景に溶け込んでいる。素朴な木造家屋の壁を埋め尽くすアートな額縁が観光客の目を惹きつけていた。 こちらは有名なカスピ海。アゼルバイジャン共和国との国境の街、アスタラの海岸にて。木枠の簡易椅子が海辺にズラリ。ここで海を眺めながらチャーイ・タイム。夏になると海岸は沖合いまでパーテーションで仕切られ、それぞれ男性用・女性用の海水浴場になる。その風景も夏に訪れてぜひ見てみたいものだ。 『ジプシーを巡る旅』、ブーシェフルで出逢ったネイ・アンバーンを演奏する人。この地方でもこの楽器を使うのかと一瞬驚いたが、この演奏家はブーシェフルの出身なのだとか・・・。他に、サズを弾くオジサンも海辺に出没。 アスタラのバーザールにて。まるで蝶のようにディスプレイされたインド産のスカート。このバーザールでは、場所柄ロシア製品が多いのだとか。水着など物によってはテヘランのグランド・バーザールより随分安いらしい。 私はこの店を「メタル・ファン・ショップ」と名づけた。ギターやダフ・ダーイェレが売られる店頭を彩るのは、スパンコールのド派手な配色の洋服。これ、どう見たってメタルファンの衣装でしょう! ちなみに一緒に旅したイラン人女性、一枚購入してましたけど(笑)。 私にとっていつも謎なのが、イランの下着ショップ。(あ、こんな写真載せて大丈夫かな・・・) その理由は、超セクシーなデザイン、派手派手スケスケなデザインもさることながら、バーザール内の下着ショップ店員の多くが男性であること!(この写真の店はたまたま店員が女性ですが、これは稀なこと)イランでは他のイスラーム諸国と違って家庭内の「買い物権」の多くは女性が握る。そのため、ますます男性店員という現実に矛盾を覚える。女性客のサイズの相談に男性店員が乗っている図は、かなり不気味。 どう考えたって、イスラーム指導体制に反してるでしょう!!! 次回は、西へ西へ進みアゼルバイジャン州の写真の旅です。 |
| << 前記事(2008/06/30) | トップへ | 後記事(2008/07/07)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
楽しいグラフ記事、ありがとうございました。 |
zensan URL 2008/07/06 08:48 |
マースーレー!マースーレェ〜(涙) |
碧 2008/07/06 21:13 |
初のコメントをありがとうございます! |
elly→zensanさん 2008/07/07 00:54 |
私たち、あの日は「ショマール」を見なかったに等しいですよね。とてもマースーレまで辿り着く余裕はありませんでした。 |
elly→碧さん 2008/07/07 00:56 |
どの店も派手ですねぇ!下着を男性店員から買うのはかなり抵抗がありますね。普通の服でも私は女性店員の方がいいです。 |
wacky 2008/07/16 22:14 |
派手でしょ?やっぱ。 |
elly→wackyちゃん 2008/07/21 21:11 |
| << 前記事(2008/06/30) | トップへ | 後記事(2008/07/07)>> |