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zoom RSS 旅の完了とイランの新年

<<   作成日時 : 2008/03/21 23:19   >>

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画像ご無沙汰しています。長い旅を終え、少し前にテヘランに戻って参りました。2週間前にトルコからテヘランに戻って来た際には、大雪に見舞われた厳しい冬を終えイランはすっかり春めいた陽気に包まれていました。その後訪れたシーラーズ、ブーシェフルでは、春の始まりというよりも、初夏のような日差しと気温に見舞われました。イランにも日本のように四季が存在するのですが、その移り変わりは決して穏やかで曖昧なものではなく、急激な変化を伴っているようです。イランで初めて春を迎える私にとっては、ビビッドな季節の変遷が衝撃的でした。

そしてイランでは昨日(現地時間20日午前9時17分)、新しい年を迎えました。
イランのお正月(ノウルーズ)が、西暦の1月1日ではなく春分の日に当たるということについては、以前にもこのブログで3回ほど触れています。
今年は実際にイランに暮らし、しかも新年の直前に地方に旅をしていたこともあり、イラン人の暮らしと伝統文化の関係を直に感じることができました。
イランの新年に関しては、こちらの過去記事
http://ethno-mania.at.webry.info/200603/article_8.html
http://ethno-mania.at.webry.info/200703/article_7.html
と、
『地球散歩』
http://blog.goo.ne.jp/pinacordoba/e/6a571358e80b99cbee2bf24a1bfbde27
を参照して頂きたいのですが、今日はお正月前の街の様子など、いくつか写真をUPしておきますね。ちなみに上の写真は、我が家の新年の飾りつけです。
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       ↑ブーシェフルのバーザールにて。新年の飾りつけ用の金魚を売る店

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       ↑テヘラン・タジュリーシュのバーザールにて。新年の飾りを売る店

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    ↑ルーサリー(頭に被るスカーフ)店のショーウィンドウも新年の飾りつけ

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            ↑こちらの植物の新芽も新年の飾り付け用

新年を迎えたばかりのイラン。実は、この新年の開始を持って、夏時間が実施されることになりました。今までの日本との時差は5時間半。今日の午前1時を持って、夏時間の開始が宣言され、現在は4時間半の時差となりました。夏時間の実施自体は少し前から言われていたようですが、いつからになるかということは直前まで知らされていませんでした。昨日になって、突然「明日から夏時間が始まります」との宣言がなされました。会社は新年の休み中とは言え、突然時間が一時間進むという事態になって混乱はおきないのだろうかと、一瞬「?」マークが頭に浮かびましたが、イランらしいと言えばイランらしい出来事です。何せ、国民の祝日さえもが突然前日の夜に決まることがあるお国柄なのですから(笑)。

さて、今年(西暦の)に入って、旅三昧の日々を送っている私。新年を迎え、そろそろ落ち着くものかと思いきや、明日からまたもや旅に出ます。タイトルには「旅の完了」と書きましたが、まだまだ続きます。
今度の行き先は、イラン北部。アゼルバイジャン地方(トルコ・アゼルバイジャン国境2都市)と、カスピ海沿岸の小村となりそうです。
この小旅行が終了したら、トルコ・シーラーズ・ブーシェフルの旅も含め、少しずつ旅日記を綴っていきます。関口氏との「ジプシー」を巡る旅については、思うところも学ぶところも多く、まだまだ当分頭の中の整理ができそうにありません。イラン北部から帰ってくる頃には、少しは感情も落ち着き、自分なりの考えをまとめることが出来ているかもしれません。関口氏にとってはトルコ・イランでの調査は2回目。とても大きな成果があったようです。今回の調査旅行の成果は、ご本人が後に「ラティーナ」誌などに連載されますが、私は写真を中心に旅を綴って行く予定です。

それでは、またしばらく後に。




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コメント(13件)

内 容 ニックネーム/日時
おかえりいー!日記まってたよぉ。またのんびり更新を楽しみにしているねー!
背骨
2008/03/22 09:39
お帰りなさい!
お待ちしておりましたよ!
そして、腰を落ち着けるまもなく、今度は私が質問攻撃の予定です(笑)
お正月に金魚!面白いですね〜

2008/03/22 19:35
 帰ってきましたか。新年は、日本でえびを飾るように、そちらでは金魚ですか。ヒヤシンスとフリージアは、松竹梅のような縁起物?処変われば品かわる・・面白いですね。
筑紫万葉
2008/03/22 20:54
おかえりなさーい。
お正月の飾り付け結構カラフルなんですね。金魚も赤い色がめでたいということでしょうか。

長旅の終わりはもうすぐかと思っていましたがまた旅に!あ、お正月休み旅行かな?気をつけていってらっしゃいませ〜(^-^*)/
wacky
2008/03/23 19:25
いつものんびりすぎる更新でごめんなさい。でも楽しみにして頂いてるのはすっごく嬉しい。頑張って更新します。背骨さんみたいな民族衣装の人がたくさんいたよ!
elly→背骨さん
2008/03/27 21:10
再びただいまです!
本当にイランに来られそうですか??
碧さんのエジプト話もゆっくり聞かなきゃ。
質問攻め、覚悟しておきます。
数ヶ月後にいろいろお話できそうですね。
elly→碧さん
2008/03/27 21:11
戻りました!
お正月の飾りつけ、フリージアは通常は飾りません。これは私が勝手に加えただけ。でも、ヒヤシンスには意味があります。詳しくは本文中でリンクを貼っている以前の記事を見てほしいのですが、イランのアルファベットのsの音が付くものを7つ飾るのが通例です。ヒヤシンスはそのひとつです。金魚には生命の誕生を象徴する意味があるようです。
elly→筑紫万葉さん
2008/03/27 21:17
そうなの。お正月休暇の旅行でした。昨夜戻ってきました。お正月の飾りはいろんなものが売られていて、目に鮮やかでした。今年はあまり時間がなかったけれど、来年はもっと張り切って飾りつけをしたいなって思ってます。(まだイランに居るかな・・・)
elly→wackyさん
2008/03/27 21:20
新年の飾りってカラフルで綺麗ですね!欲しくなっちゃいました。
タンゴをやっている友人と飲んだ時に「ラティーナ」の社員さんに会った事があるのですが、雑誌を見た事がありません。ペルシャについて書かれた記事もあるんですね。今度探して読んでみます。
Karima
2008/03/28 18:29
Karimaさんはやはり飾りに注目されましたね!
私も、想像していたよりもずっと華やかでかわいい新年の飾りに魅了されました。
ところでタンゴフリークのお友達がいらっしゃるんですね。(フリークでなければ、ラティーナを読むはずがない?!)
ラティーナは、基本ラテンアメリカの音楽の記事ですが、それ以外の国々の音楽の記事も豊富です。
CDショップだったら置いてあるところが多いんじゃないかしら。あと、本屋だと(超限定情報になりますが)東京では池袋のLibroにあると思います(笑)。関口さんのラティーナでの連載は10年目に入ります。5月発売の号から、今回の取材の連載が始まります。それから関口さん編の「アラブミュージック その深遠なる魅力に迫る」(東京堂出版)という本も先月末に発売になりましたよ!アラブフリークのKarimaさんは、ぜひ手にとってみてください!
elly→Karimaさん
2008/03/29 00:49
ちょうど一年前には東京のノウルーズのお祝いにいらっしゃっていたのですね。コメントは残しませんでしたが記事を読んだ記憶があります。海外に行かれるとは伺っていたものの、その地がイランで今年このように現地のノウルーズを生活の中で体験されていることに何だか不思議な感覚を抱きました。ペルシャ語を始められたのはもっと前でしょうが(何がきっかけで勉強を始められたのですか?)その頃から既にペルシャとの深いつながりがあり、このように流れてきたのかもしれませんね。
写真について気になったこと、質問させてください。まず、一番上、右側にある人形の飾りはどんなことをあらわしているのですか?イタリアのプレセピオを思い出しました。
それからバザールで売られている手前のカラフルな置物の形は卵ですか?
さらさ
URL
2008/03/29 17:22
そうなんです。一年前はアフガニスタンのノウルーズのお祝い行事に参加しました。この時のライブの歌い手は、今イランで仲良くして頂いてる慶九さん。この時点では、慶九さんとイランで出逢い友人になることは想像もしていませんでした。そして、一昨年のノウルーズはイランのレストランでのパーティー。お相手はなんと関口さんでした!さらささんとの「必然的な」出逢いについてもそうですが、こういうことをいろいろ考え合わせると、確かに不思議な感覚に包まれます。
ペルシャ語を最初に勉強してからはもう15年以上経ちますが、きっかけはその頃、たまたまペルシャ語の美しい音に触れる機会があったから。そして『千夜一夜』が大好きだったから(この辺り碧さんと同じですね)。そして、当時湾岸戦争の光景をテレビで目にし、中東の言葉をやってみたいという強い意志に支配されたから・・・でしょうか。(続く)
elly→さらささん
2008/03/30 15:23
写真の人形についてですが、小さい写真で分かりづらいと思いますが、それぞれの人形が手に持っているのが、「ハフト・スィーン(ペルシャ語のアルファベットのSで始まる7つのもの)」というノウルーズの飾りなのです。ノウルーズの人形は、イラン文化を研究している友人によると、お婆さんのものが普通らしいので、この人形は珍しいらしいです。実は、一目惚れして即座に購入した商品。
卵についてはよくわかりませんが、イースターエッグと似た役割なのではないかと思います。始原神話との関連性もあるのかもしれません(宇宙の誕生を卵に喩える)。何せノウルーズは太陽の「再生」に関連した儀式でもあるわけですから。この卵をお年玉(イランにも存在する!)と一緒に、大人が子どもに渡している光景を目にしましたよ。
elly→さらささん
2008/03/30 15:23

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