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zoom RSS セタール、始めました。

<<   作成日時 : 2007/09/23 23:52   >>

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画像昨日、歌い手の慶九さんに連れられてセタール教室へ行ってきました。イラン、あるいはアラブの伝統音楽や古典音楽に使われる楽器(特に弦楽器)を習ってみたいという気持ちが実はずっと以前からあったのです。ただ、音楽を聴くのはそれなりに好きだけど、自分自身はまったくと言っていいほど音楽のセンスがないのが分かっていたので、ずっと二の足を踏んでいました。でも、イランで生活をスタートしたのをきっかけに、何か楽器を始めてみようかな〜と思い立った次第。

セタールの先生は、ミステリアスな雰囲気を持ちながらも、とても穏やかなオーラをも醸し出している美しい女性。深い青色で家具が統一された瞑想的かつ、こじんまりとした部屋(先生のお宅)で、レッスンは開かれました。きっと生徒さんがリラックスしてレッスンが出来るように、色調や空間にも気を遣われているのでしょう。この辺りの細かな気遣いにも、先生の繊細な芸術家魂を感じさせられました。実際、緊張症の私には、環境作りはとても大事なのです。

初めてのレッスンは、セタールの歴史的背景や楽器の各部名称をペルシャ語で説明され、また、楽譜の読み方を丁寧に教えてくださるというもの。それから指の使い方をひたすら練習しました。楽器を習うのなんて、一体何年ぶりかしら?指がちっとも思うように動いてくれません。単純な動きのはずなのに、うまく頭が指令を出してくれない!セタールの弦を弾く右手の指の動きは、基本親指・小指・薬指はしっかり固定し、中指を自由な状態にしておき、人差し指を親指の方へ向かわせる感じで弦を弾く・・・言葉で表せばこんな風なのですが。うまく人差し指を動かせない私への先生(あるいは慶九さん)からのアドバイスは、こうでした。楽器の存在を意識せず、また指を自分のものだと意識せずに、ただ、人差し指を親指へと向かわせること・・・。「自分の指だと意識せず・・・」って、とても深いですよね。また、指遣いがうまく行くかは、テクニックの問題だけでなく、メンタルな問題だとも。う〜ん、私はまだ自分を開放し切れてないんだな〜。(レベルが低くてスミマセン;)

レッスンの最中、リラックス空間を作り出すのに一役買ってくれたのが、先生が飼われているセキセイインコ。この子ったら、セタールの音が部屋に響き始めるや、一緒に歌い出すのです!特に先生の奏でる美しい装飾音にはとても敏感で、なんと一緒にタハリールを奏でていました!いや〜、芸術家のお宅は、飼っているペットまでもがアーティスティック!

このセタール教室、これから週に一度通うことになりました。
一緒にいて気が楽なクラスメイトと一緒だし、先生はとっても素敵な方だし、セタールを習うというだけでなく、楽しい時間を過ごせることになりそうです。

*写真は、マイ・セタール!と、アリザーデ氏が監修した教則本。大物は教則本も出している!




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コメント(23件)

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セタールを習う、いいきっかけになりましたね。素晴らしい。

>楽器の存在を意識せず、また指を自分のものだと意識せずに、ただ、人差し指を親指へと向かわせること

演奏とは、悟りの境地にも似たようなものがありますね。悟りの境地がどのようなものかは分かりませんが。帰国されたら、一度演奏会を開きましょう。

セキセイインコのタハリールにもびっくりです。
N県のN(NAKA)
2007/09/24 05:04
 シルクロードに沿って似た形の楽器があるのですね(他のところにもあるかもしれませんが)。どんな、異国の音がするのでしょう・・・
 音楽(ついでに語学)、自分の感覚の無さがわかっているので手を出しませんが、いいですねえ。
筑紫万葉
2007/09/24 13:48
 うおおおお〜〜〜!セタール!!!

 ellyさん素晴らしい。異国の文化により早く入り込むのには「楽器」がなにより一番だよな〜、と常々思っていまして。(といって自分はろくにやっていないのですが^^;)
 
 今後楽器がらみの楽しいお話が聞かれると思うと楽しみです♪

#タハリールってたしか「ウグイス」の意味ですよね?そのインコちゃん・・・天才!? 
えひ山
2007/09/24 20:12
私もアリザーデさんの同じ教本を持っていますが、実際は高い音を低く記す記譜になかなか慣れなかったです。そうこうする内に、4本の弦を止めているペグの近くのガットがばっさり切れてしまって、弾けなくなってしまいました(T_T)
リーズさんに聞いたら、タコ糸で留めたらとのアドバイス。イランの楽器を日本で維持するのは大変です。左手人差し指がメズラブ(撥)というのも、セタールの困難な点ですね。
毎週のレッスンとは良いですね。練習頑張ってください。
ほまーゆん
URL
2007/09/24 21:52
ellysan 無事に着かれて何より!
たった今メールをお送りしました。
メールは問題なく読めるかしら・・・
読めていない場合お知らせ下さい♪
go2rumania
URL
2007/09/24 22:39
セタールですか。よく知らない楽器ではありますが、面白そうですね。是非ともマスターして下さい。今後の楽器ネタ、レッスンネタも楽しみにしています。
ころん
2007/09/25 11:43
おお!さっそく習い事なんてほんとに行動的!
セタールっていうんですね〜(無知ですみません・・・) どんな音なんだろう?^^;
クラスメイトさんも一緒に、グループで演奏できるようになったらきっと楽しいでしょうね♪いつか聴かせてもらうのを楽しみしております!


wacky
2007/09/25 22:01
えっすごい偶然。
私も三線(さんしん)習い始めたんですよ。
励ましあってたくさん練習しましょうー

姿が美しい楽器ですね。
美しい先生のお写真もいつか見たいわ。

>指遣いがうまく行くかは、メンタル

そうなんだぁ。おもしろい。
私の場合どうだろ。無我夢中でめちゃくちゃなフォームでやってるよ。
リンダ
2007/09/26 21:52
NAKAさん、お久しぶりです!
え?演奏会って??調子に乗ってやっちゃいますよ、ほんとに。
そうですね、音楽を演奏するって、心が安定していないとダメな気がします。私には一生体得できない境地かも。むしろ情熱が迸るような音楽の演奏には、心のザワメキも逆に良い作用を及ぼす気もしますが・・・。静けさを湛える音楽より私にはこちらが向いているかも。
あ、セキセイインコの「タハリール」は、ちょっと大袈裟だったかも〜。でも、私にはそう聴こえました!
elly→N県のNさん
2007/09/27 22:29
イランの楽器はシルクロードを通って日本にも伝わってますよ〜。このセタールはセ(3)タール(弦)ということで(実際には一部復弦なので4本弦)、三味線の原型と言われることもあるようです。違うという説もありますが。世界の楽器の多くはペルシャの楽器が祖先だったりしますよ〜。
elly→筑紫万葉さん
2007/09/27 22:36
「自分はろくにやってない」だなんて!何をおっしゃる、えひ山さんは民族楽器マスターではないですか!文化を知るには、楽器をやる・・・そうですよね。頑張って続ければ多分今まで漠然と聴いていた音楽が違って聴こえてくる日がくるのでしょう。楽器・楽譜の説明をペルシャ語で受けただけでも、けっこう目から鱗の連続でした。タハリール、そうですね、夜鶯のことですよね。私の耳には確かにタハリールに聞こえました(・・・と、言い張る)
elly→えひ山さん
2007/09/27 22:39
ほまーゆんさんも以前アリザーデさんの教則本で練習なさったんですね!しかし、ガットが切れてしまうとは・・・。相当練習なさったんでしょうね。ほまーゆんさんはセタール以外にも民族楽器はたくさんなさったんですか?
これから奏法についてもいろいろアドバイスを頂ければ嬉しいです。週に一回のレッスンって、少ないようですぐに一週間が経ってしまって焦ってしまいます。私は明確な目標があるわけではないので、なかなか上達しないかもですけど、ぼちぼち頑張りますね。
elly→ほまーゆんさん
2007/09/27 22:46
わざわざお知らせありがとうございます。今後もメールでも交流させてください。よろしくお願いします♪
elly→go2rumaniaさん
2007/09/27 22:48
私の楽器ネタ、レッスンネタは随分レベルが低いものとなりそうですが、幸いなことに民族楽器・音楽にお詳しいほまーゆんさんとえひ山さんが書き込みして下さったことにより、なんとか意味のある記事になった気がします。音楽ネタ同様、楽器のことも少しずつ書いていきますね。(あ、まだ音楽のこと、一回も書いてない!)
elly→ころんさん
2007/09/27 22:51
お!wackyさんも弦楽器学習仲間!
いつかヴァイオリンとアンサンブルをやりましょう!(難しそう)帰国後は、wackyさんが聞きたくないって言っても無理矢理聴かせます(笑)。
習い事を始めたのは行動力というよりは、焦り・・・かしら??時間が限られていると思うと、どうしてものんびりできない性分なのでした。
elly→wackyさん
2007/09/27 22:54
それは奇遇!ひょっとしたらセタールと三線も関係が深い楽器かも。(上の筑紫万葉さんへのコメントを見てね)そうそう!セタールは姿が美しいですよね、スラっとしてて。この子は安いセタールのようですが、高いものだと細工が美しかったりとかするんじゃないかな。このセタールも象嵌細工が少しだけ入ってます。
リンダさんの場合は、情熱・熱中型だから(私の勝手なイメージ?)、無我夢中でやるというよりは、一生懸命に練習して上達もきっと早いでしょうね。いつか弦楽アンサンブルやろうね!(遠い未来の夢)
elly→リンダさん
2007/09/27 22:58
いえいえ私もセタールはほとんど初学者ですよw セタールのガットは、フレットに張ってあるのも段々切れていきます。イランでは進行が遅いかも知れませんが、日本では早くて参りますw 瞬間接着剤で貼るか、タコ糸、釣り糸の類を巻くしかないようです。なので、イランから帰国されたら、教えて下さい。
これは邪道ですが、三味線の1と11の勘所に糸を張って、三味の曲もよく弾いていました。
楽器はヴァイオリン、チェロ、三味線が中心ですが、民族楽器ではトンバクだけ習いました。後はウードを少し。ただトルコ音楽の方ですので、常味さんにライヴの後でワンポイント見て頂いた時には、チューニング、運指など、かなり違うので戸惑いました。オスマン音楽は楽譜にもかなりなっていますので、最初の手ほどきだけ受ければ、独習も可能です。でもアラブの方は、エジプト、マグレブ、パレスチナ、イラクなど、それぞれでかなり異なると思います。楽譜もオスマン・トルコ音楽の様には体系化されてないようですね。トルコのは9分の1音までしっかり表記されるように整備されています。フラットが180度反対向いたりしていますがw
ほまーゆん
URL
2007/09/27 23:39
折角丁寧なコメントを頂いてたのに、お返事がこんなに遅くなってしまってすみませんでした!日本でセタールを維持するのはなかなか大変そうですね。でも、ご自分なりに様々な方法を開発されていて。私はかなり不器用なので、ほまーゆんさんのように上手くいくかわかりません・・・。セタールをアレンジした三味線のお話もビックリです。本当に楽器を愛されてますね!
もともと弦楽器を中心になさっていたほまーゆんさんですから、セタールもきっと上達がお早いでしょう。
オスマン・トルコ音楽の楽譜の件もとても興味深く読ませて頂きました。しかし、180度反対向きのフラットを見ても、すぐにはピンと来ない気がしますね〜。
しかししかし。ほまーゆんさんのお陰で、コメント欄のなんと充実していることか!
私が知識不足で伝えられないことをコメント欄で補ってくださるので、大変に有難いです。
コメント欄のファンが増えそうですね!
elly→ほまーゆんさん
2007/10/03 20:51
コメントの方、すっかりご無沙汰してしまってすみません。だいぶ前の記事ですが、まずはこちらから。
イランからの異国情緒漂う記事を楽しく拝見させていただいています。
このセタールの楚々とした姿にとても惹かれました!弦の部分がすーっと長く、それでいてバランスがとれている・・。
以前にデッサンでヴァイオリンをモチーフにして、改めてその形の美しさを感じたことがあります。(デュフィのイメージで描いていたにもかかわらず、出来上がりは??なのですが)セタールも描いてみたくなりました。
そして音色にも触れてみたい!
ギリシャにブズキという楽器があります。小さな弦楽器ですが、独特の音色です。買ってきて飾っていますが、今となると音楽に自信がなくても習ってみればよかったと後悔しています。
限られた滞在期間ですから、貪欲にいろいろ挑戦してくださいね!
さらさ
URL
2007/10/30 22:21
お忙しい中、コメントをありがとうございます。メールへのお返事も滞っていて申し訳なく思っています。
セタールの姿、美しいですよね!音色は勿論のこと、形にも惚れています!細工も付いていて本当にキレイなのですよ。ビジュアルも美しいと、ますます大事に扱わなきゃっていう気分になります。ヴァイオリンも曲線がとても美しいですよね。デュフィのイメージですか。「バッハへのオマージュ」のイメージですよね?色鮮やかで大好きな作品です!
そしてブズキ!弦楽器は大概好きなのですが、ギリシャのブズキはとにかく大好きで、トライしてみたい楽器のひとつなんです。さらささんのギリシャ体験の中に、ブズキの思い出があり、今も部屋に飾られていると聞くと、なぜかとても嬉しくなりました。いつかさらささんも日本でブズキ演奏に挑戦できるといいですよね!
elly→さらささん
2007/11/01 04:52
セタールの教室いいですね。私もイランの文化が好きで、特にイランの民族音楽がすきです。
セタール、シタールなど、奏でられる音もきれいですが、楽器の細工も素敵ですよね。
イラン行った時にセタールではなくタール(セタールに比べてちょっと強い音らしいです)を購入したかったのですが、日本で先生を見つけることが出来るか分からなかったので断念しました。どなたか、関西(出来れば神戸近辺)でタールを教えてくれる方をご存知ではないですか?
セタールがんばってください!
Azar
2008/01/11 20:22
書き込みをありがとうございます。
おお!関西にこのような方(イラン文化・音楽マニア?)がお住まいだったとは!
セタールの繊細な音色は私も大好きです。
最近、少しタンブールに浮気しつつありますが。
そしてなんと、Azarさんはイランにもいらっしゃったことがあるのですね。しかも、タールを購入しようとなさったなんて!(あれ?Azarさんって、ひょっとして私がよくご存知の方だったりするのかな?)関西方面でタールを教えている方がいらっしゃるかどうか・・・ちょっと周囲に尋ねてみますね。
最新の記事で、簡単にですがタールのことも書きましたので、よろしければそちらもご覧になってください!
セタール、ボロボロですが頑張ります。応援ありがとうございます。
elly→Azarさん
2008/01/13 03:37
ここ数年 体調を 崩し 人生の 後半に なにかやりたいとの 事で 弦楽器を やってみようかと 高校生以来 四度目の ギターの 挑戦 で やはり たぶん また 挫折と 思って 世界一 安いギター 中国製4000円の ギターを 初めてたら やはり 才能なく 挫折 体調を 崩し入院 手術 入院中 夢の中に 勝新 琵琶ほうしが 出て来て 心臓手術中に 夢の中で なぜか セタールの 引きかたを 教えてくれた!! 退院の日 ジョン・レノンのギターを やれとの 友人の アドバイスで なぜか 中東風 ジョン・レノンカジノを 購入し 夢の中で 勝新が 教えてくれた 人差し指で セタールの 三弦のように アンプに つないだら でましたね!! ジプシースイング中東風 セタール風な ガボールザボ風な 不思議な 音が 、 それから 弦楽器にはまり セタールも てにいれました。 ビザンチン風の セタールの 鉄弦は 交換弦が 日本で 購入できないんで ジョン・レノンカジノ ジェフベックストラトキャスター ギブソンバードランド ジャンゴラインハルトジプシースイングギター なんかで セタール風で ジプシークイーン イスラム風に トルコ風ジャズ ガボールザボ なんか やってますよ。 ビオラダモーレ 琵琶も 鳴らしましたよ!! 弦楽器の 故郷 中東 セタールは ペルシャの アラビアンナイト千夜一夜に 魂は とびますね〜〜
南青山インテリアデザイナー
2012/02/25 14:08

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