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zoom RSS やっぱりフラメンコが好・き

<<   作成日時 : 2006/12/09 00:14   >>

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はあ。。。とんでもなく長いこと更新が滞ってしまいました。す、すみません!(・・・って誰に対して謝ってんのかな;)勉強や日々の雑事が忙しかったとか言い訳になりません。どんなに忙しくても毎日更新してる方もいらっしゃいますからねー。

で、書くことがなかったわけではなく、単に忙しさにかまけて更新をサボっていただけなので、トピックはそれなりにあるのですが、今日は、とりあえず今週水曜日に行ったライヴについて簡単に書こうかなと思ってます。
ここのとこずっとアラビア語の文章は書いても、日本語の文章を書くことがなかったため、ちょっと緊張してパソコンに向かっている今現在、なのですが・・・。
しばらく文章を書かないうちに「日本語音痴」になってしまったため、読みづらい雑文になるかと思いますが、お許しくださいね。

さてさて、水曜日に行ったライヴとは。
アラブ・アンサンブル・グループのアラディーンと、フラメンコ・ギターの長尾ゆうたろうさんのバンドが合体した、その名も「ノーマッド・クラブ」のライヴです。場所は、代官山にある「晴れたら空に豆まいて」という変わった名の食事もできるライヴ・ハウス。内装もステージも日本家屋を思わせる不思議な空間でした。ライヴのコンセプトは、フラメンコ・アラブ・ジプシー音楽が合体した「放浪者たちの宴」。それに関口義人さんのアラブ・トルコ・ジプシー音楽のDJが絡んで来て・・・う〜ん、これ読んだだけでもたまらないですよね〜??

簡単に両バンドの編成を書きますと、アラブ音楽のアラディーンは、中心メンバーの松尾賢さんによるウードと、もうひとりウード奏者がいらして、ダブル・ウードという編成。このお二方の掛け合いが素晴らしくかっこ良ろし!それからヴァイオリンもおふたり(一人はエレクトリック・ヴァイオリン)、ダルブッカ、アコーディオン(この日はゲスト・プレイヤーとしてアコーディオン奏者がもうひと方いらっしゃいましたが)、ベース、フルート、ダフを始めとしたパーカッションという編成。どなたか書き忘れていたら本当にごめんなさい。そして、NoelさんとKikiさんによるベリー・ダンスが加わり、このメンバーで層の厚い賑やかなアンサンブルを聞かせてくれました。ダルブッカの空中紳士さん(すごい芸名!)とKIkiさんによるバトルはこのバンドの見所のひとつですね〜。
長尾ゆうたろうさんのバンドの方は、長尾さんともうひと方ギター、この方は曲によってはカホンを担当されていました。カンテ、そして、ドラムスには元鼓童の内藤哲郎さんを向かえ、男性ダンサーも加わり、静と動の対比が美しいドラマチックな音世界を目の前に広げてくれました。

実は、私は開演時間を間違え少し遅れて会場に着いたため、着いた時にはすでに宴もたけなわ状態だったのですが、この日は、はこに詰め込まれた観客の数が半端じゃなく多く、ちょっと人酔い気味になりつつぎゅうぎゅうの立ち見状態(前方は席が設置されている。)で、ステージが殆ど見えないという悲惨な状態だったのです。遅れていったくせにエラソーなことは言えませんが、ちょっと客入れすぎなんじゃ・・・と。あれだったら、いっそのこと客席なんて全部なくしてしまって全員立ち見にしてほしい。
正直、せまいはこで観れることの良い点は、演奏者の指の動き、妙技など細かい部分まで観ることができる点だと思うのですが。。。。この点では少し不満が残りつつも、両グループのエンターテイナーぶり(アラディーンのケンさんは、佇まい、トーク、勿論演奏も全てひっくるめて素晴らしいエンターテイナーだ!)と、ステージ構成の華やかさ、ゲスト・メンバーの豪華さなどなど、心から堪能してまいりました。
アラディーンの演奏には、(こんなこと言ってもよいのかしら?)程よい雑味があると思うのです。アラブ音楽のリズムやマカームはしっかり踏襲しつつも、いい意味での粗さに溢れているというか・・・(おい、お前なんかに偉そうなこと書かれたくないぞっ)。それは何も演目にジプシー・ミュージックが含まれるからだけではないと思うのだ。(はい。この感想は、自分は全く音楽をやらない人間のものなので、いろいろとご容赦ください。)
一方、長尾さんの演奏は、もうため息ものでした。グラナダで長いことギタリストをなさっていたというその履歴だけでもビビってしまいますが、とにかくその佇まいが半端じゃなくかっこ良かった!いや〜、生粋の日本人なのに、あれだけヒターノの空気感を醸し出せる方がいらっしゃるのですねえ。
演奏されたナンバーは、たとえばVicente Amigoがやってるような、ちょっとオサレ〜な聴きやすい曲目でした。長尾さんのギターを中心に、パーカッション、そしてこれまた素晴らしく「本場」ものの大渕博光さんの情熱的・都会的なカンテが入り、先ほども書きましたが、静と動、光と影からなる、音だけではなく3次元の空間美も含めた独自のフラメンコ世界を作り出されていました。演奏中、私には長尾さんのバックに間違いなく濃い赤色のオーラが見えていた!

和顔のダンサー、稲田進さんの存在感も凄かったです。残念ながら私の位置からは常にステージ上部しか見えていなかったため、見事な足さばきが見えなかったのですが、切れのある上半身と腕の動きからだけでもその卓越した技を拝ませていただくことができました。失礼ながらお顔(さっきも書きましたが「和顔・大和顔・しょうゆ顔」)とフラメンコのギャップがまたなんとも印象深く・・・

ステージ最後は、アラディーンのメンバー、長尾ゆうたろうさんのバンドのジョイントによるファンファーレ・チョカリーアのナンバー(あれ?違ったかな?)狭いステージに、ところ狭しと並ぶ楽師たちの様子は、ジプシー楽団の賑やかさを連想させる。うん、去年の「彩の国」のラスト、ファンファーレ・チョカリーアとマハラ・ライ・バンダ、ローナ・ハートナーのジョイント・ステージを思い出だしたぞ。写真に残して皆さんにお見せできないのが残念。
でも、このジプシー的な大団円は抜きにしても、通しで聴いて、アラブ音楽とフラメンコは、まさに「ジプシー・ミュージック」によってひとつに繋がっている、そう感じさせられたライヴでした。

またの機会あらば、今度は早めに会場入りし、良い席をばっちり確保してから演奏を聴いてみたいなあと。
そして、最近フラメンコからすこし離れていた私ですが、長尾さんのオーラと妙技とフェロモン!?により、再度フラメンコ熱が急上昇しつつあります。あ、まあちょっと前からファイズ・アリー・ファイズのカッワーリー・フラメンコをヘヴィー・ローテして、かなりはまってはいたんですが。
またしばらくはフラメンコ掘り出して聴くべ。。。と思っているところです。

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
ねっねっ、行ってよかったでしょ〜っ!
と人様にさんざお薦めしておいて行けなかったあたくしです(涙)
詳細なレポありがとうございます。お客さんは大盛況で出演者も大人数だったんですね。ほーんと、行きたかった! 生のフラメンコって見たことないし。
ぜひまたやってくれることを期待してます。
ネレ美
2006/12/09 00:59
ねー、ネレ美ちゃんが強くすすめてくれなければ、行かなかったかもしれないので感謝です。
生フラメンコ、私は今までいくつか観たけれど、この夜のステージはその中でも最もステキなステージのひとつでしたよ♪
「ノーマッド・クラブ」のステージではないけれど、長尾さんの次のライヴは、2月12日@「月見る君想フ」のチラシを貰いましたよ〜。
elly→ネレ美さん
2006/12/09 01:47
おひさしぶりです。私もちっとも更新してないですけど、素敵なライブだったみたいですね!!私の憧れは、映画に出てくるような、身内だけで歌って踊るような場で、そのはじっこで一緒に手拍子を叩くことです。でも実際素人にそんなことは無理だろうから、DVD見ながらこっそり叩くのみなんですけどね。それにしても和な顔でフラメンコ。想像すると社交ダンスの男性のイメージが浮かんできちゃうんですが…
ラクダ子
2006/12/09 22:08
カッワリー・フラメンコ忘れてました。これ必聴ものですね。エチオ・フラメンコ見つけたら教えて下さいね。それはいくらなんでも無いかな(笑)。
NAKA-036
2006/12/10 22:19
こんばんは!
いやぁ...このお店、是非行ってみたいですよ!!
フラメンコでもアラビアンテイストが漂う独特の空間って想像しただけですごく興味惹かれますよ。すんごいコラボですよね!
楽器を多く使っているっていうのもスゴイと思いますし...。
あと、ブログへ遊びに来ていただき有難うございました。あの話の続きを写真付きで記事にしたので、また後ほど遊びに来て下さい。
私ヴィータが銀ブラ野郎と化しております(笑)。

ヴィータ
2006/12/11 21:54
お久しぶりです。「あちら」の方にはたまにお邪魔させて頂いてますが。映画に出てくるシーン、「VENGO]の宴会シーンとかのイメージですよね。私とラクダ子さんの出逢いと繋がりがトニー・ガトリフですから。。。
私もフラメンコを聴きに行った時は、必死に真似してパルマ(手拍子)を入れようとしますが、如何せん、リズム感が悪い日本人代表ですから(笑)。大和顔のダンサーさん、私の持った印象では、そのまんま日本舞踊の舞踏家さんでした。背がスラリと高い方でしたから、着物の佇まいもきっとステキと思います。
elly→ラクダ子さん
2006/12/11 23:03
そうなんですよー。カッワーリー・フラメンコは必聴です。薦めてくださった方には本当に感謝しています。どちらも「熱い」音楽で、引力も強くって、でもお互いをうまく引き立て素晴らしいコラボレーションを見せていましたよ。「エチオ・フラメンコ」あるんならぜひ聴いてみたいのです。求む・情報(笑)
elly→NAKA-036さん
2006/12/11 23:06
そうですね。素晴らしいコラボでした。
観客数が多かったことも、今となってはあの熱気を作り出すのに一役買っていたということで、良かったかなと思えます。
上のネレ美さんへのコメントにも書きましたが、長尾さんのライヴは上記のように予定されているようですよ。アラディーンの方もだいたい毎月ライヴがあるようですし、お時間ある時にいかがですか?きっと地中海好きのヴィータさんも、地中海文化のミクスチャー世界を感じられてお気に召されるかと思います。ブログ、また後でお邪魔しま〜す。
elly→ヴィータさん
2006/12/11 23:09
なかなか面白い組み合わせのライブですね!
アラディーンのケンさんは何度かお話したことがあるのですが、ライブは未見でして。。必ずや観にいこうと思います。
ファイズ・アリー・ファイズのフラメンコ調、ライブでやっていたあれですね。なんとも不思議な、しかし妙にしっくりくる感じが耳に残っています。
えひ山
2006/12/12 21:43
すみません!せっかくコメントいただいてたのに、こんなに長く放置してしまって。本当に申し訳ないです。
アラディーンのケンさん、えひ山さんのように民族楽器をいろいろなさっている方なら、既にお知り合いでも当然ですよね。
いつかアラディーンの公演でもご一緒できればいいですよね。
カッワーリー・フラメンコ、みなさんに薦めまくってますが、本当に素晴らしいですよね!
elly→えひ山さん
2006/12/19 01:17
本当にお久しぶりの更新ですね。少し時間の余裕が・・・?年末になると、また何かと忙しくなるのでは?ぼちぼちやってくださいね。
筑紫万葉
2006/12/19 20:38
お返事が遅れて本当にごめんなさい!
いや、あまり余裕はないですねー。
去年の年末は病気で動けなかったので、今年は大掃除等、頑張らねば!
elly→筑紫万葉さん
2006/12/26 17:47

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