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help リーダーに追加 RSS アドリア海の風を運ぶプレート〜Dobro〜

<<   作成日時 : 2006/10/18 21:43   >>

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我々夫婦の7月初旬のバルカン半島(ドゥブロヴニク・サラエヴォ)への旅から、早くも3ヶ月が経ちました。
私以上に彼の地がお気に召した我が夫君は、味わったお料理の数々も懐かしいらしく、自らネットにてクロアチア料理レストランを発掘してまいりました。
京橋にあるクロアチアン・レストラン、ドブロ。ドブロとはクロアチア語で「good」の意味で、挨拶にも使われる言葉です。

場所柄、土日夜ともなると人の波もとぎれ閑散とした場所となり、我々が訪れた日曜日は全く混んでいませんでしたが、平日のランチタイムともなると大入りの人気があるお店のようです。
但し、ランチタイムはいざ知らず、けっこうお値段が張るお店でした。まあ、場所柄仕方がないのかなあ。

お店は外観もさることながら、中に一歩足を踏み入れると、内装のゴージャスさに一瞬ひいてしまいました。(ぐるなびに内装写真がありました)サロンの雰囲気なんです、はい。おそらく、これまた場所柄、バブリーな時代には高級クラブだったお店を再利用しているのでは?と思います。白大理石の壁だったり、大理石の階段だったり、かつてはおそらくボトルキープをするためだったであろう広々とした作り付けのガラス扉の棚に、クロアチアの民芸品や、W杯時に来日したクロアチアのサッカー選手のサイン入りボール等が場所を占めていました。壁にはクロアチアの田園風景を描いたガラス絵ナイーブ・アート等も飾られています。決して悪い雰囲気ではありません。ただ、今まで民族料理店と言えば、もっと妖しげな?雰囲気の店ばかりに行っていたので、この高級感漂う雰囲気にちょっとたじろいだのですが・・・。

味は・・・。
W杯のクロアチアチームのキャンプ地でシェフをしていたという若きクロアチア人シェフのお店ではあるのですが、ネット等で下調べをしていた限り、あまり良くない評もあったため、正直「現地を懐かしむため」以外の要素は期待していませんでした。
しか〜し、どのお料理もか・な・り美味しかったです!←この部分強調します。
なになに?このお料理に文句のつけようがあるの?
盛り付けも華やかだし、味もしっかりしているけれど、さほど塩っ辛いということもなし。
私たちグルメ夫婦が食べた限り、悪い部分は特に見当たりませんでした。
まあ、文句の付けどころがあるとしたら、値段が高いところ。。。ですかね?

私はお酒が全く飲めないのでソフト・ドリンクのみの注文でしたが、前菜にガーリック入りチーズとクロアチア風に焼かれたパンが出てきました。このパン、クロアチアで食べた時は、ぱさぱさしてて味がなくてまずいなあと思ったのですが、今は妙に懐かしい。こういうふうに焼き上げるためのコツは分かりませんが、こだわって現地風に焼かれているところに感動しました。

画像

スカンピの身をプロシュート(生ハム)で巻いたもの、チェバブチッチ(クロアチア風ソーセージ)、各種野菜、ポレンタ(トウモロコシ粉を固めたもの)等を、塩・コショウでさっぱり味付けしシンプルにグリルしたお料理。
そう、うちの旦那様はこういうシンプル料理に目がないのです。(私はどちらかというと、手の込んだ宮廷料理風のプレートが好きなタイプ)
このプレート、味も量も(少なく見えますが実際は写真より多いです)かなり満足がいくものでした。プロシュートは生ハムというより、ベーコンっぽい感じでしたが。しかし、お値段は、1500円・2名様からなので、やはり高い・・・ですよね。
画像

Dobro名物のタラバ蟹のカニ味噌パスタ。
う、美味い!名物と言い切るだけある。カニ味噌なんて私普段は嫌いなんですが、これは臭みもなく本当においしかった。身もちゃんとたくさん乗ってるし。
クロアチア料理でパスタ?と思われる方もいらっしゃるでしょうが、アドリア海に面したダルマチア地方は、イタリアンの影響・大なのです。プロシュート(生ハム)もポレンタ(トウモロコシ粉)も、イタリア語ですよね。ちなみに写真は2人分を分けて持ってきてもらったので、実際の量はこの倍です。値段、1800円なり。
画像

最後に出てきたのは、現地でとうとう食べる機会がなかったサルマ(挽肉・米等を、塩漬けしたキャベツで包んだ料理。要するにロールキャベツに近い料理)。隣にある白いのは、マッシュポテトです。ウエイターさんが言うには、これらを全てぐちゃぐちゃにかき混ぜて食べるのが、クロアチアン・スタイルなのだとか。ルーマニアだとこれにサワークリームをかけて食べるのが一般的だと思います(サルマーレ)。
こちらも、スープのお味に始まり、とってもマイルドかつしっかりしたお味。うん、これかなり気に入った。そして、断然ぐちゃぐちゃに混ぜて食べるのがおいしいんだ、これが。
そうそう、サルマと言えば、ルーマニアでも料理の一番最後に出てくるメニューだったかと思うのですが、やはりメイン料理と考えられているってことでしょうか。
これに似たトルコ料理のドルマが前菜的なのと比べると、ちょっとおもしろいです。

画像

最後にデザートも!
もうここまででデザートなんかとても無理!と思っていましたが、食べれちゃいました。
ダルマチア風プリン。これ、日本で通常食べるプリンより、ちょっと緩くてボソっとした感じで、チョコ・ソースとオレンジ・ピールが乗っかってます。スペインのデザート・フラン(プリン)とそっくりでした。
他にもクロアチア女性が大好きというクレープ菓子等あり、心残りでしたがプリンで精一杯でした。プリンおいしかったし、ティー・タイムがあるのならデザートだけ食べに来たいな。
そして、現地でも今回も食べなかったダルマチアの名物料理(らしい)・ブーザラ(魚介のワイン煮込み)を次回こそ食さなきゃ!

おっと、忘れるとこだった。ぐるなびでお店紹介を見ると、なんとクロアチア出身の世界的ピアニスト、マキシム様がご来店になられた際のお写真が!私もその場にいて同じ空気を吸いたかった(笑)。

クロアチアレストラン Dobro
http://www.dobro.co.jp/index.htm



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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
ドブロ行かれたんですね〜。数少ないクロアチアレストランということで私も以前から気になっていたのですが、やっぱりお値段が……ってことで行ってなかったのです。でもellyさんのお墨付きもついたことだし、今度ランチにでも挑戦してきます。ほんとに美味しそう……。
ネレ美
2006/10/19 05:41
お久しぶりです。
前回はいろいろバタバタでしたが、今回は急に転居という散歩でした。やっとPCがつながったところです。全く落ち着かない日々で・・。
ellyさんの夏の旅もまた把握しきっていないうちに秋も深まってきてしまいました。しばらくは少し静かに暮らしたいですね〜。コメントも
ぼちぼち入れていきますので・・。
ギリシャにもロールキャベツ、ありますよ。ブドウの葉の代わりというより、冬のキャベツの美味しい季節が旬の一品です。ラハノ・ドルマデスという名前、キャベツのドルマデスという意味です。中には挽肉や米を入れて巻いて煮込み、卵とレモンで作る、さっぱりホワイトソース風のスープで仕上げます。サワークリームとかなり近いと思います。グチャグチャに混ぜては食べませんが(笑)。これも前菜というよりもメインですね。
また来ます!
さらさ
URL
2006/10/19 12:00
「ドブロ」行かれましたか!
最初はだめだったけど最近はクロアチアで食べるより
美味いって感じですよね。
でもクロ料理って30%はほとんどイタリアン!って思いますけどね・・
開店当初('01かな?)何枚かのCDを提供しました。
ここってワールドカップで日本に来たクロアチア選手団を受け入れた新潟?かなんかの人(たしかNGO)が始めたんですよ
ね。しかしEthnomaniaさんの料理コメントは料理以上に素晴らしい!そっちが超美味しかった!
gen-chan
2006/10/19 14:13
クロアチア(バルカン)に詳しいネレ美ちゃんからのコメント。わーい!
ランチタイム料金を見てみたら、こちらだったらわりと普通のお値段のようですね。まずはランチを狙ってみてくださいね。
elly→ネレ美さん
2006/10/21 14:52
お引越し後の大変忙しい時にまでコメントを残していただき恐縮です。少しは落ち着いてきましたか?
ギリシャのロールキャベツは、ブドウの葉の代用ではないのですね。私はどの国でも、両者を季節によって入れ替えているんだとばかり思っていました。確かにブドウの葉だと冷やして前菜風に、キャベツだとあっためて、やはりロールキャベツ風に食べるイメージがありますよね。レモンベースのホワイトソースもおいしそうですね。いつか作ってみようかな。
elly→さらささん
2006/10/21 14:57
ネレ美さんに続き、バルカンにお詳しい方からのコメント、ありがたいです。
そうか、ドブロはやはり最初はいまいちだったんですね。ネットでの評を見ているとそうなんではないかと思ってました。でも、今は本当においしいですから、お店の方も努力を重ねられてるんでしょうね。
開店はW杯よりも前だったんですねー。
そしてお店では確かにクロアチアン・ポップのCDが流れておりました。gen-chanさんの提供されたものもあったかもしれないですね。
お褒めの言葉をありがとうございます。
音楽も食べ物も言葉で表すの、難しいです。
elly→gen-chanさん
2006/10/21 15:07
これですね♪噂のクロアチアレストラン。
Hpも飛んでみました(ルーマニアレストランと
似たり寄ったりの、なかなか古風な?サイト
がまたなかなか味があると思った私です・笑)
ダリエと同じで、やっぱりレアな分だけ
そしておっしゃるように場所柄多少値が張って
しまうのでしょうね。でも、、巷の似非イタリアンのように美味しくないイタリアンを
「イタリアン」と安く提供しているのも需要が
あるとは言え、イタリア贔屓には耐えられず(笑)価格と供給・使いやすさ、難しいバランスです。サルマ、マッシュポテトなんですね。
最初サワークリームかと思ってしまいました。
プリンもなかなか!ルーマニアもプリンは◎なので :)前回レバノン料理に行ったから
これもいいな〜なんて帰国で行くレストラン
リストは膨らむ一方です:::笑

あのジプシーバンド、前予約だと少し割引な
用で早く予定を立てたいと今まだ調整中ですv
今月まで連載を持っていたところがあったのですがまた来月もあったらメールでお知らせしますね!(日本に帰ると営業してます・・)

go2rumania
URL
2006/10/23 22:21
★スチャバのあの博物館行かれたのですね!
さすがEllyさん、目の付け所が=ちゃんと
スチャバを通過しないところ!そして博物館も、です!!かなりレアながら、充実して
いますよね。陶器も充実していて私も2度
行きましたもの。
go2rumania
URL
2006/10/23 22:23
そうですか、Webサイトにもルーマニアと同じ空気を感じられましたか!(笑)。
そうですね、味と値段が兼ね合ったお店、特に東京では探すのが難しいかもしれません。
イタリアンなんて今となっては腐るほどありますけどね。バルカンのお料理は選択の幅がないですよねー。存在するだけでありがたいというか。
そうなんです。サワークリームに見えるけれど、マッシュポテトなんです。同じお料理でも
国によって微妙に食べ方が違うのがおもしろいですよね。
ところで、go2rumaniaさんはもうすぐ帰国ですよね。いや、既に日本にいらっしゃるのかな?
楽しい時間を過ごされますように。
スチャバの博物館は良かったですねー。
スチャバはやはり修道院めぐりの拠点だから
立ち寄ったという感じですよ。シゲット・マルマツィエィから車で山越え(笑)して行きました。
elly→go2rumaniaさん
2006/10/25 18:11

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