ETHNOMANIA

アクセスカウンタ

zoom RSS ETHNOMANIAの旅~2006夏編B(ダルマチア料理)

<<   作成日時 : 2006/08/02 19:10   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 9

画像今日は旅の間食べたお料理のご紹介〜クロアチア編〜ということで。明日、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ編をやる予定です。
タイトルに書いたダルマチアとは、クロアチア南部、アドリア海に面した細長い地方のことで、以前も書いたとおりダルメシアン犬の名前の由来ともなっている地域です。私が滞在したドゥブロヴニクはダルマチア地方の最南部に位置しています。

ひとことでクロアチア料理とは言っても、勿論のこと地域によってそれぞれの特徴があります。ダルマチア料理の特徴は、なんと言ってもアドリア海からあがった新鮮な魚介類に、塩こしょうで味付けし、グリルしてそのままテーブルへ、客が自らレモンを絞って食べるというシンプルなお料理が多いこと。そして、イタリアと海を挟んで向かい合っているという場所柄か、イタリアンの影響も強いこと。街中にはダルマチア料理に混じって、ピザ屋やイタリアンのお店も多く見られました。
通常クロアチア料理と言ってすぐ思いつくのが、肉や米をブドウの葉やキャベツで巻き込んだサルマがありますが、ドゥブロヴニクでは残念ながら口にする機会がありませんでした。サルマは名前は違えども他のバルカンの国々でもよく目にするお料理で、トルコがバルカン半島を支配していた時代の名残だと考えられます。クロアチアでも、内陸部ではオスマン・トルコ時代の影響の強いお料理が多く見られるようですが、沿岸部はイタリアの影響の方が濃いようです。個人的には、シンプルな調理法がギリシャ料理にも似ていると感じました。素材がよければこれほどおいしく頂ける調理法はありませんね!
画像

イタリアンやギリシャっぽいお料理の代表が上の写真のトマト風味のリゾットと、イカのから揚げ(カラマリ)。このお料理はどこのレストランにもありましたが、この写真は旧港に面したオープンエアのレストランで食べたもの。レストランの名前は失念してしまいましたが、西洋人の旅行者が多く集まり賑わっているお店。旧港付近にはレストランは3つしかありませんが、そのうちのひとつ、一番カジュアルに見えるお店です。この2品と飲み物でだいたい2500円くらい。この料金はドゥブロヴニクの中では格安です。パンは必ずどこでも付いてきます(料金を別に取られる場合もありますが)。でっかい鍋のようなお皿(いや、鍋そのもの?!)にお料理が入ってくるこのお店、2人なら大食いの人でも2品で十分でしょう。ただし、味はわりと大味なお店でした。(まあ、安いから仕方がないが)ちなみに、クロアチアでレストランにはKONOBAと表記されていることが多かったです。でも普通にRESTORAN(レストラン)と書かれていることもありました(用語集で調べてるとこちらしか載っていません。)しかドゥブロヴニクでは少なくともこの季節、どの店でもオープンエアにテーブルが並べられているのが基本です。

シンプルな料理の代表が↓のように、魚をグリルして、にんにくやバジルのソースをかけたお料理。
画像
この焼き魚(ちなみにこの日のおススメだったスズキです。)と一番上のイカのグリルと飲み物で約6000円!そう、ドゥブロヴニクはレストランに限らずですが、とにかく物価が高いのでご用心を!貧乏性の我々は、ランチをレストランで食べたら、夜はパンなどをスーパーで買ってきてかじるという生活をしてました(笑)。このレストランは旧市街の最奥にあるスポンザ宮殿から2本目の道を大通りから右へ入ったところにあるSCIABECCOというお店。大通りで、きれいなお姉さんがビラを配って宣伝していますが、客の入りはイマイチでした。でも、決して味は悪くなかったです(グルメ夫婦が言うんだから間違いない!)。
さてさて、シンプル料理と言えば・・・
画像

今回の旅の間、我々はアドリア海に浮かぶ島を巡る現地ツアーに参加しました。
ドゥブロヴニクから近くにあるシパン島とロプード島を船で巡るというやつだったのですが、その際お昼ご飯に出た「典型的なダルマチアン料理(ツアーの案内パンフより)」がこちら。クロアチアのお料理だっていわれなければ、日本の秋刀魚の塩焼きかと見間違えてしまいそうですよね?バジルのソースがかかった鯖の塩焼きでした。
オマケ画像としてこちらをどうぞ。ワールドカップの最中でしたから、便乗商品出まくってます!
画像
表面のラベルには、クロアチア代表選手、ニコ・コバッチやニコ・クラニチャルの姿が!!

クロアチア最後の夜、ずっと気になっていたけれど、まだ口にしていなかったタコのサラダを食しました。
画像
でも、期待してたほど美味ではなかった・・・かな。ちと生臭さが残っていて残念!見かけも、ちょっと生々しすぎやしませんか?
画像

こちらは、海の幸の盛り合わせプレート。海の幸の盛り合わせという名のとおり、近海からあがる海の幸を、小魚・赤魚の一種から、イカ・ムール貝、小エビなどを一皿に盛り付けています。この2品にスープと飲み物をつけて、5500円くらい。地球の歩き方にも載っているRagusa2というお店です。このレストランは日本語を含め10ヶ国語ほどのメニューがありました。お店によってはクロアチア語の表記しかないところも。ラグーサ2は、周囲のお店に比べ少し高級感のある感じです。
あと、なぜか写真には残していなかったのですが、ドゥブロヴニクで一番気に入ったお店が、先に述べたSCIABECCOの隣にあるSebastianというお店。ここはSOBEのおばさんから紹介してもらったお店で、味と料金の兼ね合いが良かったです。料理2品とデザートまで食べて4600円(やはり、決して安くはないが)。インターネットカフェも併設しているので、便利ですよ。
ちなみに、どのお店も従業員のサービス、愛想はとっても良いです。

実はクロアチアに行って驚いたことのひとつが、人々が皆、日本人的な「微笑み」を湛えて対応してくれること。他のヨーロッパの国々で無愛想な人々に接してヘコんだ後だったら、クロアチアの人たちのあたたかい笑顔にきっと癒されることでしょう。



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
ミニチュアダックスフントのかじり癖【ミニチュアダックスフント@しつけ】
こんにちは今日はミニチュアダックスフントの噛み癖についてお話します。 ...続きを見る
ダックスフントすき【ダックスフントすき】
2006/11/30 07:15

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
ブログへお越しいただいていながら、お返事が
大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
業界のオンライン資格勉強でバタバタしてまして。
(この資格、何としてでも取ってやる!)
今日は美味しそうな写真がどっさりと(^^)。
地中海〜アドリア海沿岸は魚介類の宝ですから、
豊富な海の幸をたらふく堪能してこられた
みたいで。本当に美味しそうだ...。
以前、ベニスで食べた魚介のフリッターの味を
思い出しましたよ。
そんなボクもこの秋、再びふらり海外へ一人旅に
出かける準備を始めていますよ!☆
いずれまたそのお話でもできればと思います。

ヴィータ
2006/08/02 22:54
ellyさん、先程の↑の投稿に続きすみません。
私のブログの方で、ellyさん向けの旅のお薦め
図書をご紹介させていただきましたのでお伝え
しておきますね!☆
ヴィータ
2006/08/02 23:21
イタリアの影響あり、サルマ、
色々混合している味、どこかで食べたこと
もあるような味、、本当にこの地域は
歴史や地形がいかに料理に反映しているか
感じますよね。それにしてもシーフード
堪能されていて くううう、うらやましい!
たこが生くさい、、残念ですが、
たこ自体、ルーマニアにはないです;;
私は、、海で、あの「トップレスビーチ」
で(笑)シーフードは今回食べられません
でした。というかルーマニアでシーフードは
期待しても駄目なのですが;;;

★クロアチアは行く前に、いつか近いうちに
いけることを願い、こちらで追体験
させて頂いて勉強しますね。レポ楽しみに
しています♪
ワンコは、もう私も実家のJOYNAが
恋しくてたまりません;
go2rumania
URL
2006/08/02 23:41
アドリア海で食べるシーフード料理は格別だったのでは!!
・・・ここと同様、最近魚が取れないとニュースで報道しているのですが、結構高いですね。
値段はともかく・・・おいしそう。ジュル、ジュル・・・

ここで売っている魚は小ぶりで値段が以前と比べかなり高くなりました。魚は冷凍か缶詰しか口にしていません。
クロアチアの魚は大きいですね!!

今までクロアチアの方とは接した事はないのですが、旅先で沢山の笑顔が見れると、自分もニコッと微笑み返しをして、嫌な事が吹き飛びますよね。
旅先で沢山の幸せを分けてもらい、旅の疲れがとれ、素敵な思い出が増えていく・・・。

私、クロアチア行ってみたくなりました。
そして、添付してあるビールを飲むんだ!!
Miwapyonta
URL
2006/08/03 15:48
ヴィータさん、お忙しいところ度々コメントをありがとうございます。資格試験の準備をなさってたんですね。添乗中かと思ってました!
ダルマチアのシンプルなお料理、魚食が多い日本人にはぴったりでした。毎日焼き魚づくしでしたが全く飽きが来ませんでした。イカのフリッター、とてもおいしかったです。ギリシャで以前食べてとても気にいったお料理なので、その後どこの国を訪れても、あればやはり食べてしまいます。ちなみにヴェニスのはまだです。それから本のご紹介をどうもありがとうございます。旅行書は学術的な色が濃いものから、気楽に読めるものまでけっこう読んでいるのですが、ご紹介の本は未読でした。必ず手に取りたいと思います。お気遣いありがとうございました。それから、ヴィータさんも新たな旅に出られるのですね。今度はどちらなのでしょう。レポートがとても楽しみです。
elly→ヴィータさん
2006/08/05 01:14
go2rumaniaさんが書かれているとおり、(特に)バルカン半島は、食から様々な文化の背景が見えてきて、とても興味深いと思います。タコ、地中海に面した国以外ではヨーロッパではまずお目にかかれませんよね。食べない背景には、もともとは宗教的な理由(悪魔的)とかいろいろあるでしょうが、やはり新鮮なものを食べないとおいしくないからというのが一番の理由なんだろうなと思います。今回生臭いタコを食べて、ますますそう思いました(笑)!でも、ルーマニアのように全く口にできる機会がないとなると…ますます食べたくなりますよねぇ。
なんだかgo2rumaniaさんがクロアチアへ向かわれる日も近そうですね!何かお役に立てることがあれば。いつでも気軽に質問等書き込みしてくださいね。お役立ちサイト等ご紹介します。とは言ったものの、go2rumaniaさんの方が情報収集、お上手そうですけどね〜。
elly→go2rumaniaさん
2006/08/05 01:29
そうそう、Miwapyontaさんのお国では、イメージに反し実は魚はあまり獲れないのだと以前聞いたことがあります。缶詰か冷凍食品では、ちと悲しくなりますね。このドゥブロヴニクで食べた魚、そうなんです!ご指摘のとおり、とても大型でした。特にスズキが…。確か1kg!と言われ、「ひとりじゃ食べられません」なんて言いながら、ぺろりとたいらげたんですけどね。
旅先で出会う笑顔、特に一人旅の時にはこれ以上のご褒美はありません。例えば道で迷って不安になった時、ただでさえドキドキしながら話しかけた人がつんけんしていたら・・・それだけでヘコんでしまうところ。
クロアチアの人たちは、目が合ったとき、多分西ヨーロッパの人たちから見たら「無意味な」、微笑を湛えてこちらを見返してくれて、とても優しい気分になれました。(ちなみにルーマニアでもそうでしたよ)
絵を載せているビールはクロアチアで一番飲まれているブランドのようです。私は下戸なので飲めませんが、さっぱり系のビールのようでしたよ。
elly→Miwapyontaさん
2006/08/05 01:40
魚介類のシンプル料理、オープンエアのレストラン、旅人への優しいまなざし・・どれもギリシャに共通していますね。中でも笑顔は一番嬉しいものです。
クロアチアの物価はバカンスシーズンということもあって、やっぱり高いようですが仕方ないですよね。その分、夜はスーパーのパンを買ってきて・・というのは、物価が高い地域の旅行で私たちもやっていました(笑)
タコは少し生臭かったとか。マリネサラダですか?ギリシャの場合は一度干してから炭火で焼き、レモンをかけるのでその心配はありません。ビネガーにマリネしたものやワインで煮込んだものもありますが、何と言っても炭火焼きが愛されています。時々焼き過ぎて焦げているのが難点ですが(笑)イカのフライも大好きです。あー、食べたくなってきました。
さらさ
2006/09/21 17:22
そうですか。やはりギリシャと似ていると感じられるんですね!
ドゥブロヴニクで人々に接する時、食事を味わっている時、そして路地を歩いている時、なんとなく既視感を覚えたのですが、今まで訪れた国で一番似ていたのはギリシャだなーと思っていたのです。路地写真はそのうち出しますので、さらささん、どう思われるか良ろしければ教えてくださいね。
このシーズンの物価の高さにはびっくりだったのですが(バルカンでこの物価はありえない!)、お陰でスーパーをたくさん利用し、短い期間ながら現地の生活水準や、はやりの商品などをなんとなく感じ取ることができました。スーパー通いは旅好きにとって必須ですね!
タコは、そうですね。確か生のものをマリネしてありました。ギリシャのタコの炭火焼!おいしかったな〜。シンプルなのにジューシーで。
素材がいいってありがたいことです。そして、美しい風景が身近にあるって幸せなことですね。ところで、タコのワイン煮は、冬のお料理のイメージですね。
elly→さらささん
2006/09/21 20:19

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文

Welcom Map

welcommap
Welcom Map
ETHNOMANIAの旅~2006夏編B(ダルマチア料理) ETHNOMANIA/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる