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zoom RSS ETHNOMANIAの旅 ~2006夏編

<<   作成日時 : 2006/07/01 20:26   >>

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今日からいよいよ7月ですね。
そして、ETHNOMANIAのカウンターが、いつの間にやら3万を越えていました。
2万アクセスから3万アクセスまでの間がなんだか短かったように感じるのは
先月、例の変なコメントがたくさん残されたお陰?!・・・いやいや、3万アクセス突破を素直に喜ぼうっと!訪れてくださる皆さん、いつもありがとう!
そうそう、その後ご報告をしていなかったのですが、ウェブリ・ブログが迷惑コメント対策をしてくださったので、それ以降変なコメントはピタリとなくなりましたよ。

ところで、今月7日から8日間という短い間ですが、旅に出ることになりました。
行き先はバルカン半島のドゥブロヴニク(クロアチア)とサラエヴォ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)で、主にドゥブロヴニクに滞在します。飛行機が混み混みの時期なのに決断が遅くなり、当然航空券も確保できず、キャンセル待ちをお願いしていたのです。
半ば絶望的になっていたのですが、一週間前にキャンセルが出て無事行けることになりました。飛行機の座席が確保できるまでは、期待して損するのはイヤだ!と思い、これと言って準備も下調べもしていなかったので、今になってバタバタとしているところです。

というわけで、自分用のメモを兼ねて、3回(多分)にわたり行き先の2都市の簡単な紹介を箇条書き風にさせて頂きたいと思います。

まずは、ドゥブロヴニクなのですが、今日はクロアチア全般に関することを書こうと思います。
クロアチアと言えば勿論、W杯が行われている現在は、日本代表の対戦相手国、ということが真っ先に思い浮かびますよね。しかも、日本が3回W杯に出場したうち2度も対戦したとなると、否が応でもクロアチアってどんな国?って、一般の人の目も当国へ向けられるはず。
さらに、イケメン・ピアニスト、マキシムも排出したクロアチア。(しかしこの話は置いておこう)

クロアチアで有名なことと言えばまず、ネクタイ発祥の地であること。
英語のnecktieを採用した日本語からは想像が付きませんが、ヨーロッパの様々な言語を少しでもかじられたことがある方なら、ネクタイを意味するその単語から、容易にクロアチアを連想できるはず。例えばフランス語ならcravate(クラバット)、スペイン語ならcorbata(コルバタ)と言った具合に。ネクタイに当たる単語は、各言語でもともと「クロアチア人」を意味する単語から派生しているのです。なぜこういうことになったのか?時は17世紀、ヨーロッパ全土を巻き込んだ30年戦争の時代。クロアチアでは兵士が戦場に向かう際、妻や恋人が、愛する人の無事を願い、男性の首にスカーフを巻きつけた。そしてフランスに傭兵として出向いていたクロアチア人騎兵の姿が、ファッションにうるさいルイ14世の目にとまったのだと言う。国王は自ら同じようなスカーフをお抱えのテーラーに作らせ身に着けたのだそう。この頃、ファッション界では大きな革命が起きていて、貴族の男性の服装は動きにくいという理由から、それまでの長いローブ状のピュニカ(チュニック)から、騎士達が以前から身につけていた上着・短いスカート・スパッツという服装に変化したのだという。また、当時は鬘が流行していたため、それまで主流だった首を詰めたような襟飾りは邪魔になるという理由から廃し、今で言う、襟のような形に変わったのだそうな。その襟元にクロアチア兵士が身に着けていたスカーフを加えて、現在のスーツ・スタイルの原型が貴族の正装として出来上がったのだそう。(『旅名人ブックス クロアチア/スロヴェニア ボスニア・ヘルツェゴヴィナ アドリア海の海洋都市と東西文化の十字路』/日経BP社を参照)ということは、現在のサラリーマンの服装もクロアチア兵士の服装が原型ってこと?夫への愛の証がネクタイの本来の意味だとしたら、毎朝ネクタイで絞め殺してやりたい!(コワっ;)って思う代わりに、愛を込めて夫のネクタイを締めて差し上げなきゃね、そこの奥様方。

また、クロアチア南部・アドリア海に面した細長い地帯をダルマチア地方と言いますが、この「ダルマチア」という言葉から、犬好きな方なら、すぐに思い浮かべることができますよね?
そう、101匹ワンちゃんで有名なダルメシアン犬。
名前から、クロアチアのダルマチア地方が原産であることには気付いていましたが、そう言われる理由までは知りませんでした。
で、今回調べてみたところ、おもしろい説がいろいろ。
ダルメシアンの特徴として挙げられるもので顕著なのは、馬との相性がいいこと、なのだそうですが、かつて狭い道路を馬車が通る際、ダルメシアン犬が馬車を先導して、人に道を開けさせたのだそうです。また国境を守る警備犬としてもこの地方では多く用いられたのだそう。
コチラのサイトに詳しいことが書かれていますが、私が興味を持ったのは、18世紀からダルメシアンの名で呼ばれるようになり、ダルマチア原産と言われているものの、実はその始祖に関してははっきりしたことが分かっていなくて、インド原産説もあるのだという点。
それはどういう説かと言いますと・・・インドを旅立ち西へ向かっていったロマ民族に従ったダルメシアン犬が、ロマの移動と共にヨーロッパへと伝わって行ったというものです。またその旅の際、ロマの乗っていた幌馬車に伴走したという特質が、現在のダルメシアンの性質に繋がっているというのです。
犬の原産地ひとつとってみてもおもしろい説がいろいろ出てきますね〜。
ロマに繋がるとは調べてみるまで、思ってもみなかったことですから。

また、クロアチアのアートで有名なものとして、ナイーブ・アート(素朴画)が挙げられます。
今年、『原田泰治とクロアチアの仲間たち』展、というのをやっていましたよね。
私は行かなかったのですが、ナイーブ・アートとは、透明ガラスに絵を描いてそれを裏から鑑賞するという形式のものだそうです。もともと農閑期の余暇に農民達が始めたものだそうで、描かれる風景は農村風景や山里など懐かしさを感じさせるものが多く、近年日本でもファンが多いのだそうですよ。

クロアチアの歴史など一般的なことを書かず、偏ったトピックとなりました。
次回はドゥブロヴニクのことを書く予定です。

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
不信コメントおさまって良かったですね。で,旅行も決定で。7月7〜14日,日本は私が守っておきます(笑)。。。ネクタイの話楽しかったです。ネクタイは自分で締めなきゃ(笑)。まんず,旅を堪能して来て下さい。行ってらっしゃい!
NAKA-036
2006/07/01 22:11
こんばんは。
飯田圭織&アイルランドファンのヴィータです。

クロアチアにボスニア・ヘルツェゴヴィナですか。
いいですねぇ!
特に“アドリア海の真珠”といわれるこの
クロアチアはこの時期、本当にじっくりと
楽しめる良いシーズンだと思いますので。
ゆっくり楽しんできて下さい。

「ネクタイ」の語源がクロアチアとは、
私も旅行業の今の職場に就いた時に当時の
上司より話を聞いた事があります。
ここでその話を綴られているのを見て、
ちょっと懐かしくなりましたよ。

まずはしっかりと旅の準備を整えてから、
無事出発当日をお迎え下さい。
この「旅の準備」から既に楽しい旅行の
始まりですからね(^-^)
気を付けて楽しんできて下さいね。
ヴィータ
2006/07/02 00:04
 <エリィ的日常>は、ブログを見る限り、一般人の非日常のような感じがします。羨ましいですねえ。土産話がブログに掲載されるのを、楽しみにしています。
筑紫万葉
2006/07/02 10:28
バルカン半島への旅、この事だったんですね〜。
しかし、ドゥブロヴニクって発音しづらいのう。"どぶろく"とは語源が一緒とか……ありませんね。バルカン半島への旅、やはり料理や音楽、遺跡や路地など何かお目当てがあってのものでしょうか?
なんだか読んでいるこちらが興奮してきますね〜、楽しみですね〜。
ネクタイには日頃あまり縁がないとはいえ、ダルメシアンと共に語源がクロアチアとは勉強になりました。

3万アクセス、おめでとうございます! 2万の時がほぼ同時期だったわりにまだまだ3万には程遠いワタシから見ると、励みになります。うん、きっとellyさんの記事は読みものとして圧倒的に面白いんですよね〜。
これからもネット上のエスノ・トリップ(音楽やグルメ、路地も)を楽しみにしております!(とくにクロアチア〜ボスニア・ヘルツェゴビナ編)
questao
URL
2006/07/02 22:21
NAKAさん。早々にコメント頂いてたのに、お返事遅れてごめんなさい!
日本のことはよろしくたのんます!
そうそう、ネクタイはご自分でしめるのが身のためです。今時、奥さんにネクタイを締めてもらっている男性がいるとも思えませんが。
旅話、NAKAさんのご興味のある分野で出来るかわかりませんが、良かったら読んでくださいね〜。
elly→NAKA-036さん
2006/07/04 02:01
ヴィータさん、ようこそお出でくださいました!
旅行会社勤務の方ならではのコメントを頂き、ありがたく思っています。ベストシーズンのアドリア海を堪能してきますね。
そうですね、旅は準備の段階から始まっている…なんてえらそうなことを言えない私。実は、いつもたいした準備や下調べもせずに行って、現地で慌てふためく私ですから。せっかくネットでいろいろと情報を得られる世の中ですから、今回はあと数日の間、旅の情報収集というものをしてみようかと思います。ヴィータさんはバルカンへも行かれたことありますか?お仕事では添乗もなさってますよね?旅のお話など伺える機会があれば幸いです。
elly→ヴィータさん
2006/07/04 02:07
いえいえ、「elly的日常」などと言いつつ、実は非日常的なことしか綴っていないから、そう思えるのでしょう。確かに、自らは変わった嗜好を持ってはいますが、生活は至って地味です。
本当は、例えば掃除洗濯料理といった主婦業など、ごくごく日常的なことを書いていてさえ、おもしろいブログにできる文章力があれば良いのでしょうが。如何でしょう?今度この話題に挑戦してみようかな。
土産話、直接もさせていただくとは思いますが、ブログも読んでいただけたら嬉しいですよ!
elly→筑紫万葉さん
2006/07/04 02:12
「バルカン半島への旅」。大袈裟に書いた上にもったいぶってしまったようで、ごめんなさい!!
目的は…音楽と言いたいところなのですが、結局のところバカンスです。わはは。実際、旅に出て密度の濃い音楽に出会えたことって残念ながらありません。questaoさんはスペインやインドへの旅で良い音楽に出会えました?
幸い、路地に関してはステキなものがたくさんありそうなので、思う存分彷徨ってこようと思っています。この次の記事に旅の見所・目的等書きました。長いので申し訳ないですが、もしお暇があれば読んでみてくださいね。
それから3万アクセス突破の件ですが、やはり例のコメントは影響していると思いますよ。なにせ一日に50件近く残されていましたから。今となってはありがたい話かも??
questaoさんのところは、「リスナー道を極めつつある方々(私を除きですよ、勿論)」やアーティスト系の方がたくさんいらしてるようにお見受けしますので、もっとまともな方のアクセスがたくさんあるんだと思います。そうそう、ネクタイが必要ないお仕事。やはりquestaoさんはクリエイター系の方なのかしら?と勝手に想像しています。
elly→questaoさん
2006/07/04 02:24
コメントが前後してしまいました。
まずは、3万アクセスおめでとうございます!
ついこの間、2万アクセスおめでとうを書いた気がするのですが・・。変なコメントはさておき、elly
さんのファンが増え続けているということですよね。ますます頑張ってください!
バルカン半島への旅・・。あぁ、ギリシャも近いですね・・。複雑な歴史を抱えてきた美しい街並みをどんな風にレポートされるのか期待しています。
それからナイーブ・アート、以前にテレビでちょっと見かけたことがあります。その時はあまり気にとめていなかったのですが、この機会にもう少し詳しく調べてみたくなりました。歴史、街並み(路地!)、食、文化、人・・いろいろ吸収してきてくださいね!
さらさ
2006/07/06 16:17
ご丁寧に二箇所に分けてコメント頂き、ありがとうございます。お祝いの言葉も本当に嬉しいです。自分のブログを読んで下さる方がいらっしゃること、そして私のブログを通して交流が広がっていくのなら、そんなに嬉しいことはありませんよね。
クロアチアにボスニア、ギリシアに近いですね。きっとさらささんがギリシアのことを懐かしまれるだろうな、と思っていました。歴史上、ギリシアとの共通点も多いことと思います。その共通した部分を、風景や街並みの中に感じられたら、うまくレポートできるといいなと思っています。
ナイーブ・アートは、私も触れずに通り過ぎてきたのですが、今年クロアチアに行くと分かっていれば、展覧会に行っておけばよかったかな?と、ちょっとだけ思いました。
elly→さらささん
2006/07/06 17:42

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