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zoom RSS la classe de la cuisine tunisienne 〜ハンニバルDeuxにて〜

<<   作成日時 : 2005/12/19 16:14   >>

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昨日、原宿にあるチュニジアレストランHANNIBAL Deux(ハンニバル ドゥ)で催された料理教室に行ってきました。この料理教室は、以前より当ブログで話題にしていた映画『愛より強い旅(EXILS)』とのコラボレーション企画として行われた特別料理教室です(注:よって昨日一日限定の教室)。劇中で、主人公の二人が北アフリカに辿り着いた際、クスクスを食べるシーンがあることにちなんでいます。
この映画の公開にあたり、他にも様々なイベントが行われている模様。(詳細は『愛より強い旅』公式HPでご確認ください。)
この前日には東京エスムジカの演奏+トニー・ガトリフの過去の作品がオールナイトで上映されるイベントも行われていてました(日活の担当者の方、連日連夜のイベント、お疲れ様です)。

ハンニバルドゥ(新大久保には先にできた本店ともいえる?ハンニバルがあります)は、私が大好きなレストランのひとつ。顔を覚えられるほどの常連ではありませんが、私にとって何度も通いたいレストランの代表です。ドゥの方はまだ今年に入ってのオープンですが、すでにたくさん常連さんもいるようです。
店内はチュニジアのリゾート地をイメージした青を基調としています。鋲を打って色とりどりに塗られたチュニジアンドアの模型なども飾られていて、私をノスタルジックな気分へと誘います(よろしければチュニジア『砂漠の旅』の記事もご覧ください)。

教室の内容は、オーナーシェフ、モンデールさんによる子羊のクスクスの作り方。
秘蔵レシピを惜しげもなく教えてくださいます。
巧みな日本語を操る陽気なモンデールさん。教室は楽しい雰囲気で進んでいきました。
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参加者はひとりの男性を除いて女性ばかり約20名。
みなそれぞれに、ハンニバル、あるいはチュニジア、もしくはトニーガトリフに思い入れがある人ばかりのよう。何を隠そう(いや、隠しちゃいない!?このブログで再三言ってるって!)、私はトニー・ガトリフの大ファンだし、映画はまだ観ていないのですが当映画のサントラには感銘を受けたし、そして何よりチュニジア、そしてハンニバルが大好き!こんな最高のコラボ企画をしてくださった日活の担当者の方には感謝の気持ちでいっぱい(改めてこの場を借りてお礼を申し上げます)。

まずは世界最小のパスタ、クスクスの説明から始まります。クスクスは約3000年も前に北アフリカ先住民族ベルベル人によって食べられたのが最初で、今でもベルベル人の主食であること、またアラブ人はスープなどをかけて食べますが、ベルベル人はクスクスだけを食べることもあるのだとか。あと、クスクスを大量に蒸して残ってしまった場合、シリアルのように、ドライフルーツ、牛乳、蜂蜜を加えて食べるという方法も教えていただきました。私はサラダにして食べることはよくあったのですが、なるほど!シリアルは思いつかなかった!

市販のクスクスは、お湯にしばらく浸けておいて水分をしみ込ませるとレシピに書かれているものが殆どですが、本場ではまず、少しずつお湯をしみ込ませた後、必ずクスクス専用の蒸し器を使ってほぐしながら蒸します。(こうするとプリプリ感がまるで違います!)クスクスの種類によっては蒸すのに7時間!ほどかかるとおっしゃっていました。う〜ん、スローフード。客人を大切に楽しみにもてなすイスラームの精神が生きている。
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チュニジアで一般的に使われるクスクスはDIARIという会社のものだそう。このメーカーのものはチュニジアに限らず北アフリカ全体で人気があるとのこと。また、日本のエスニック料理店で一般的に売られているクスクスはmoyen(中くらいの大きさの粒)ですが、ハンニバルでは目の細かい(fin)クスクスが使われていました。
このDIARIの細かいクスクス、またクスクス専用鍋は、チュニジア食品やワインを取り扱っているM&P Corporationという会社から購入することができるようです(詳しくはHPを見てください)。
クスクスはお湯を足せば足すほど膨らんでいきます。でも足しすぎないようご用心。べっちょりとなって、せっかくのクスクスのプリッとした食感が楽しめません。モンデールさんは途中何度もクスクスの膨らみ具合を試すために、私たちにボウルをまわして、実際に触らせてくださいました。
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ソースは子羊から出た出汁とトマトピューレをベースに、各種香辛料とハーブを、料理人の勘!から目分量で絶妙にブレンドし加えてらっしゃいました。
使われるお野菜は様々ですが、この日はジャガイモ、玉ねぎ、にんじん、カボチャ、ヒヨコ豆を使用。カボチャ、ヒヨコ豆がそれぞれズッキーニ、そら豆に変わる夏バージョンも教えていただきました。(私がチュニジア、モロッコで食べたものは後者ですね。)
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出来上がったクスクスを試食。
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私は今までクスクスを作る際、自分が食べた&見た感じで適当に作っていたので、わりと香辛料で味を誤魔化す、というか、辛味香辛料を多めに足していたのですが、モンデールさんのクスクスは殆ど辛味はありません。ハリッサ(私の「ショルバ」の記事を参照ください)を足すことにより辛味を足すことはできますが、素材の味を十分に引き出すため、香辛料控えめ、野菜のゆで方にこだわったモンデールさんのクスクスは、辛味なんかで誤魔化すのがもったいないくらいバランスの取れたお味でした。野菜の茹で加減もそれぞれ歯ごたえが残るくらい。子羊の肉も固くならないよう茹で時間にはかなり配慮されているご様子です。丁寧にじっくりと煮込まれたソース。う〜ん、おいしい♪
DIARIのクスクスも、すっかりお気に入りになりました。私は今までわりと好んで粒が大きめのものを使ってきましたが、絶妙の蒸し加減の小粒のクスクスは、ソースの水分を吸っても、まだまだプリプリ感の残る余裕の歯ごたえ!
モンデールさんの奥様がおっしゃいます。クスクスが苦手な人、羊肉が苦手な人も、ハンニバルのクスクスを食べるとおいしいと言われると。
納得。チュニジアで食べたクスクスは、場所によっては「最後には砂を咬んでいるような」(チュニジアで出会ったKさんの言)気分にさせられたことがあるのですが、『モンデールさんレシピ』のクスクスはたくさん食べられそう♪

同じ『好きなもの』を持った人たちと、クスクスを食べながら、和気あいあいとした楽しい午後を過ごしました。日活の担当者の方、モンデールさんに奥様、もう一人のシェフの方(すみません、名前を存じ上げません)、本当にありがとうございました!

最後に、参考までに私がチュニジアのスークで買ったクスクスミックススパイスの写真を載せておきますね。使われるスパイス・ハーブはまちまちのよう。私が買ったものには香り付けに、バラの花びらやシナモンが入っています。
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ハンニバルWebサイトはこちら
『愛より強い旅』公式Webサイトはこちら
M&P CorporationのWebサイトはこちら

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは(*^-^*)
このレストランのことは「愛より強い旅」の公式サイトから見て知っていたけど、そっかー、やっぱりellyさん、行ったんだね。ぷりぷりのクスクスって美味しそう(*^-^*)最近食べてばっかりの私は、料理はやっぱり作るより食べる専門のようです(笑)
saji
URL
2005/12/19 23:47
大好きなレストランと大好きな映画が合体したら行かないわけにはいかなかった!
sajiさんもおばあさまのお料理作り頑張ってるみたいじゃないですか〜。
クスクスは、次回、サラダの作り方をUP予定なので、良かったら作ってみてね〜。
elly→sajiさん
2005/12/20 21:28

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