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zoom RSS 砂漠の旅(クサールギレン4)

<<   作成日時 : 2005/11/05 22:51   >>

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翌日朝5時半に目覚ましをかけていた。
もちろん、サハラの日の出を見るためだ。
朝が苦手な私だが、見逃して後悔したくない一心から、5時40分には早々にベッドを抜け出し、ひんやりとした大気の中へと足を踏み出していた。テントを出ると、空は既に明るくなりかけていた。焦った!
ところが、昨日から何かと私に話しかけてきていたホテルの従業員にまたしても捕まってしまった!夜勤で見回りをしていたのだろうが、それにしても良く出会う。
その彼が「日の出を見るのに特別の場所を教えてあげる」というので、怪しみながらも彼の後について行った。他にも早くに起きだしてテントから出てきていた旅行者がちらほら見受けられた。

彼に連れられて行った場所はテントホテルの裏手、潅木で柵が設けられたオアシスの境界を抜けて、砂丘に出たところだった。作夕、ラクダ乗りに出て行ったルートだと、日の出には間に合わなかったかもしれない。より近い場所を教えてくれた従業員に感謝。しかも、こちらだとラクダ引きの誘いもないし、ゆっくり日の出を拝める。
しばらくすると、フランス人の3人組も合流した。一緒に日の出を待つ。

空が少しずつ明るくなり始め、同時に地平線が赤い色に染まり始めた。不思議なことに昨日見た夕日よりも赤みが強い。
空の反対側を見上げると、まだ高い位置に月がかかっている。
昨夜見た月は、砂漠の闇の中で煌々と光りを放ち、砂漠の風紋さえも照らし出す明るさを備えていたが、今朝の月の光は見るからに弱々しい。

太陽が一度地平線の砂丘の間から顔を覗かせると、5分足らずで空は白みかけてきた。
朝の訪れは唐突にやってくる。先ほどまでの静寂と冷気が嘘のようだ。
辺りは鳥の鳴き声や人々の生活の音で満たされ始める。
未だ熱せられていない足もとの砂のみが、夜が存在していたことの証となっていた。

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