ETHNOMANIA

アクセスカウンタ

zoom RSS 料理の習得について

<<   作成日時 : 2005/09/12 13:19   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 7

昨日ブログを始めたところ、早速NAKAさんからコメントをいただきました。
NAKAさんは、ワールドミュージックを始めとする、音楽のブログをなさっているようで、今後私がブログを続けていくにあたり、内容に関してたくさんの示唆を頂きました。コメントに書いていただいたアラブ音楽と<spanstyle=color:#e00>地中海の音楽の交わるところで生まれた音など、まさに私も興味を持っている分野です。まだまだ知らないことだらけですが、そのうち思っていることなどを書けたらいいなと考えています。
が、今日は予告どおり、私がどのようにして、エスニック料理にハマり、曲がりなりにも実際に作ってみるようになったかを書いていきたいと思います。

料理が好きというと、その動機として、「食べることが好き」という場合が多いのではないかと思います。私の場合、本来食べることが好きだったとはあまり言えないかもしれません。小さい頃から虚弱体質で、食が細く、どちらかというと食事の時間は憂鬱でした。今でこそ普通に食事しますが、油断するとすぐに胃を傷めてしまいます。胃が弱いのに香辛料たっぷりのエスニック!?と思われますよね。実際、胃には決して良くないと思われる激辛料理の類、大好き!なのですが、私が主に作っている地中海地方イスラーム諸国インドのお料理はイメージに反してあまり辛味は強くありません。えっ!インドも辛くないの?と思われるかもしれませんが、インドもどちらかというと、辛味よりは香りのスパイスに重点がおかれています。(南インドの方は辛味が増しますが)
本題からずれつつありますが、食が細かった私がエスニック料理に目覚めたきっかけは、大学進学のため地方から東京に出てきたことです。大学の専攻が、一般的にエスニックなイメージのある地域を対象としていたこともあり、はたまたあまり熱心ではありませんが国際交流のサークルに入っていたこともあり、たとえば大使館で催されるパーティー(サークル主催のもの)で初めて「エスニック」な味に触れたり、学祭では自分たちでエスニックのレストランをやるなどの経験を得ることができました。それに、東京はエスニック料理のレストランに事欠きません。口にすることができない料理はないくらいです。エスニック料理のレストランは高めですので、学生の身分ではそうそう通うわけには行きません。ですから、どうしても行っておきたいレストランに絞り、しかもよっぽど気に入った店でない限り、一回きりしかいかないと心に決め、その一度の試食で味を覚えこもうとしました。それに、外国人に出会うきっかけにも恵まれてきました。そういった人たちが実際に作ってくれる料理を口にし、作っている様子を目にすることにより、五感フル活用で、スパイスの配合などを自分なりに覚えたつもりです。
幸いにも大学の専攻地域は、古代から文化の交流が盛んな地域で、様々な民族が入り乱れ混ざっていった実際の歴史同様、食文化に関しても周りの地域と共通のものが見られたり、同じ食材を使っているのに、違うものが出来上がったりする事実に少しずつ気づき、その面白さに魅せられて行きました。その背景にはスパイスの交流史も見えてきます。

そうなってくると、実際に海外に行って料理を食べてみたくなりますよね。でも実際には、そうそう海外にばかり行くわけにはいきません。それにパックツアーや、たとえ個人旅行でも、そうそう料理を学べる機会には恵まれません(最近は短期留学の一環で料理を学ぶプランもあるようですが)。私自身、海外経験はそんなに多くありません。
でも、私が好きなイスラーム地域を訪れると、好む好まざるにかかわらず、現地の人との交流をせまられます。しつこいくらいに。もちろんこれはイスラームの教えで、旅人を歓待するのはムスリムの義務だからというのもありますが、民族交流の歴史が長い彼らにとって、異質なものと交流するのは無常の楽しみなのではないかと思います。そして、相手の国のことを知ろうという姿勢も貪欲で向学心旺盛に思われます。そんなわけで、気がついたら誰かの家に上がりこんでいたということが、イスラーム諸国を旅しているとよく起こるようです。私も実際行くまでは「危ない、知らない人の家に上がりこむなんて軽率だ」と思っていましたが(実際危険なことも多々あると思います)、そこで躊躇っていたらせっかくの文化交流の機会を逃してしまいます。それに先ほども書いたとおり「気がついたら」上がりこんでたということが多いので、彼らのペースにいつの間にか乗せられていたというのが正直なところかもしれません。たとえば、チュニジアを20日間旅した間、5軒もの家に上がりこんでいました。そのうち一回は同年代の女性の宅にお邪魔することができ、目の前で料理を作ってもらえるというラッキーな出来事に遭遇しました。「ハムドゥリッラー(アッラーのおかげで)」こういった経験の積み重ねが料理に限らず、多文化を考えるきっかけを私に与えてくれていると思います。チャンスは利用しなきゃ、与えられたチャンスに感謝しなきゃ!

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
いろいろな文明に接するのがお好きとのこと。みんなそうだと、争いは起きませんね。それはともかく、私はシルクロードに関心を持ちながら、中国の支配下ではなかった地域について、ほとんど知りません。エリーさんの文章から、へえっと思っている次第。文明が行き来するのに、アジアの西と東では随分文化が違いますね。興味を持って読ませていただきます。
筑紫万葉
2005/09/12 14:20
筑紫万葉さん、昨日に続きコメントありがとうございます。様々な文化(ごめんなさい。私の中で「文化」と「文明」は違うものだと思っています。いつかこのことについても書きたいと思います。)の理解・融合を図ることにより、筑紫万葉さんがおっしゃるように世の中の争いをなくすきっかけになると思っています。私は逆にシルクロードの東の地域についての知識があまりありません。日本に近いのに良くないと思っています。ご指南お願いしますね。情報お待ちしています。
elly
2005/09/12 18:35
いろいろと興味深い。勉強させて下さい。
それと早速ですが,ブログのリンクをさせて頂きたいのですが,
いかがなものでしょうか?
NAKA
2005/09/13 04:32
NAKAさん、リンクをはっていただけるなら、とっても嬉しいです。始めたばかりで、まだよくわからない部分もあるし、多くの人に見ていただけるなら光栄です。
elly
2005/09/13 10:58
私も、文化と文明を区別しているつもりです。最初に使った「文明」を、「文化」とすべきだったのかな?文明の行き来、東西の文化は、意識して書き分けたつもりです。エリーさんの文から、異文化体験を楽しんでいます。楽しんで書いてください。
筑紫万葉
2005/09/13 12:20
新婚旅行でイタリアに行ったのですが、イタリアのパスタは前菜というのに驚きました!前菜としてパスタが出て、そのあとに肉料理、サラダ、そしてデザートという感じです。食べきれないほどの量でした。スペイン料理に関しても書いてありましたが、地中海の魚介類を使ったパスタは特においしかったです。(ほとんどはトマトベースですが・・・)イタリアには行かれたことはありますか??
kiko
2005/11/15 13:39
書き込みありがとうございます。そうそう!外国に行くと、その食べる量に驚かされることも多々ありますよね。地中海料理の特徴として、やはり新鮮な魚介類を使っているということが挙げられると思います。イタリアには未だ行っていません。食べ物と文化と歴史と本当にもりだくさんの国だから、目的を絞って訪れたいですよね。魚介類のパスタはどんな感じでしたか?
elly→kikoさん
2005/11/15 22:53

コメントする help

ニックネーム
本 文

Welcom Map

welcommap
Welcom Map
料理の習得について ETHNOMANIA/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる